A.1日の中で，一番電気が使われる時間の予想使用量（消費量）です。
最大電力は，気温や天候，曜日などによって日々変化するため，当社は過去のデータなどを活用しながら，天気予報等も考慮して，その日の最大電力を予想しています。
A.予想最大電力が発生する時間（ピーク時間）に，当社がつくることのできる電気の量（発電量）です。
急激な気温の上昇などにより，お客さまが予想最大電力を上回る量の電気をお使いになっても，確実に電気をお届けできるよう，常に一定の発電余力を持っておく必要があることから，電力会社は予想最大電力よりも多く供給力を確保しておかなければなりません。
A.当社のすべての発電設備が毎日フルに発電できるわけではありません。
河川の水量によって水力発電所の発電量が変わったり，点検や補修のために火力発電所の出力を低下させたり，停止させる場合もあることから，供給力は日々変化します。
A.ピーク時供給力に対し，その時点でお客さまがお使いになっている電気の量（消費量）の割合です。使用率が100％に近づくほど，当社の発電余力が少なくなることを意味しています。
A.電気が余ることはありません。
電気は貯めておくことができず，お客さまがお使いになる電気の量（消費量）を超えて電気をつくると，電気の品質（電圧や周波数）に悪影響を及ぼします。
そのため，当社は，24時間365日休むことなく，お客さまがお使いになる電気の量（消費量）と当社がつくる電気の量（発電量）のバランスを維持し続け，電気の品質を確保しています。
A.使用率が100％を超える，つまり，電気の消費量が発電量を上回った場合，電気の品質（電圧や周波数）に悪影響を及ぼし，最悪の場合，大規模停電に至る恐れがあります。（例えば，お使いになる量の半分だけ送るといったことや，電気の質を落とす代わりに電気の量を増やすといったことは，電気の性質上できません。）
当社では，そのようなことが決して起こることのないよう，発電所や送電設備等の補修・点検に万全を期すとともに，24時間365日休むことなく，電気（消費量と発電量）のバランスを維持し続けることで，お客さまに安心して電気をお使いいただけるよう取り組んでいます。