プレスリリース
電力設備情報を活用した不正口座開設等防止サービス事業への参画会社の拡大について
北海道電力ネットワーク株式会社,中部電力パワーグリッド株式会社および中国電力ネットワーク株式会社は,株式会社カウリスと関西電力送配電株式会社が2019年10月より共同運営する,電力設備情報を活用した不正口座開設等防止サービス事業に2021年4月8日から参画することとなりました。
近年,なりすましによる不正口座開設等によって,金融インフラが犯罪や資金洗浄に用いられる等,犯罪による収益との関係が疑われる取引(疑わしい取引)が多発しており,その防止に向けて早急な対応が求められています。
そうした中,本サービスでは,銀行が受付した口座開設申請やクレジットカード事業者が受付したカード新規発行申込等に対し,関西電力送配電のシステムを共同利用し,各社の保有する電力設備情報の一部と,カウリスが持つ不正アクセス検知技術を組み合わせることにより,なりすましの可能性に関して,より確度の高いリスク情報を金融機関等に提供いたします。
今回,新たに3社が加わることにより,より広いエリアでの電力設備情報を活用いただき,不正口座の開設といった社会問題の解決に貢献するとともに,今後も付加価値の高いサービスの創出に努めてまいります。
以上
添付資料
- 電力設備情報を活用した不正口座開設等防止サービスについて [PDF:566.5 KB]