プレスリリース

 このたび、当社高梁ネットワークセンター(所在地:岡山県高梁市、所長:大高 光司)において、電柱等の設置・維持に必要な土地をお客さまからの承諾を得てお借りして、使用料をお支払いする業務(以下「電柱敷地業務」という。)に関する帳票(以下「本帳票」という。)を紛失したことが判明しました。紛失した帳票には、578名分のお客さまの個人情報が記載されています。

 今回、お客さまの個人情報を紛失するという事態となり、お客さまや関係者の皆さまに多大なご迷惑・ご心配をお掛けし、深くお詫び申しあげます。

 本事案を受けて、当社および委託会社において資料の管理状況の確認等、当面の対策を実施するとともに、原因判明後は、同様の事態が発生しないよう管理方法の見直しなどの再発防止策を確実に実施してまいります。

1.経緯

 本年5月10日、電柱敷地業務に関する資料を保管している高梁ネットワークセンター内の書庫において書類の整理をしていたところ、本帳票の紛失が判明しました。ただちに、当該書庫を含む建物内を捜索するとともに、関係者への聞き取りなどの調査を行っていますが、現時点で発見には至っていません。

2.紛失した情報

 本帳票は、お客さまからのお問い合せ等により、電柱敷地業務に関するお客さまの情報を変更する必要が生じた場合に、その処理内容等を記録する目的で使用するものです。本帳票には、お客さまの個人情報(氏名、住所、電話番号、マスキングした口座番号を含む振込口座情報、当社からの支払実績、処理内容等)が記載されています。なお、今回紛失したのは、主に高梁市、新見市、加賀郡吉備中央町内に電柱敷地をご所有のお客さまに関する2020年度の帳票の一部です。

3.本帳票の保管状況

 本帳票を保管していた建物は外部からの侵入ができないようオートロックで施錠されています。また、建物内の書庫は常時施錠してあり、電柱敷地業務に従事する社員および委託会社の社員のみが管理者から鍵を借りたうえで立入ることが可能であるほか、当該建物に勤務するすべての関係者への聞取り状況等を踏まえると、社員、委託会社社員および第三者による持ち出しの可能性は低く、保存期間を満了した文書を廃棄した際に誤って一緒に廃棄された可能性が高いと考えています。

4.被害状況・お客さまへの対応

 これまでのところ、今回紛失した個人情報が社外へ漏えいし、二次利用された形跡や被害等の発生は確認されていませんが、引き続き捜索を継続し、発見に努めてまいります。

 また、今後、該当するすべてのお客さまへ訪問や文書等により速やかにお詫び申しあげることとしています。

以上