プレスリリース

 当社は、このたび、株式会社Waqua(沖縄県うるま市、代表取締役社長 柳瀬 善史)と連携し、株式会社佐藤組(島根県松江市、代表取締役 佐藤 尚士)の工事現場や現場事務所において、高性能造水機を活用した小規模分散型の水供給サービスの実証を本日から開始します。

 本サービスは、河川水や海水等を真水に造水できる高性能造水機を保守・メンテナンス付きのレンタル形式で提供するものです。
 土木建築事業者の工事現場や現場事務所で、機材洗浄や手洗いなど幅広い用途に活用いただくことで、散水車の使用削減や水運搬に伴う環境負荷の低減、現場事務所の職場環境の改善に取り組みます。
 さらに、万一の災害時には、土木建築事業者から自治体に造水機を提供することも可能とし、水道が使用できなくなった場合の応急給水に活用いただける事業モデルを検討しており、地域防災力の向上にもつながるものと考えています。

 このたび、本サービスの事業化や社会実装を見据え、工事現場や現場事務所における高性能造水機の有用性を検証するほか、現場作業員のニーズ調査を目的に実証を行います。
 本実証は、中国地域の明るい未来をひろげる新たな価値の創造を目的に開催したオープンイノベーションプログラム「Co-Creation with Network」において、本年5月に、株式会社Waquaとの協業を決定し、以降、事業化や社会実装に向けて検討を進めてきたものです(本年5月14日お知らせ済み)。

 当社は、引き続き、こうした取り組みを通じ、「経営ビジョン 2030」に掲げる「新規事業の展開」「地域活性化への貢献」を実現することにより、地域社会と共に発展する企業を目指してまいります。

以上

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