海田地区バイオマス混焼発電事業の実施および新会社の設立について

報道資料

広島ガス株式会社
中国電力株式会社

海田地区バイオマス混焼発電事業の実施および
新会社の設立について

 広島ガス株式会社(本社:広島市南区,代表取締役社長 社長執行役員:松藤(まつふじ) 研介(けんすけ))と中国電力株式会社(本社:広島市中区,代表取締役社長執行役員:清水(しみず) 希茂(まれしげ))は,広島県安芸郡海田町の広島ガス海田基地内において,バイオマス混焼発電所の事業可能性について検討を進めるとともに,環境影響評価に係る手続きを行ってまいりましたが(平成27年3月4日平成27年6月1日平成28年6月15日平成28年12月2日お知らせ済み),本日,合弁契約書を締結し,今後両社で新会社を設立したうえで本事業を実施することに合意しましたので,お知らせします。

 本事業では,エネルギー事業者として長年にわたり地域のお客さまにガスや電気をお届けする両社が協同することで,既存のインフラや互いのノウハウを最大限に活かした電源の構築を目指します。
 また,バイオマス発電の導入により,広島県内の林地残材等の未利用木材や,海外の木質系バイオマス等さまざまな未利用資源を積極的に活用することで,再生可能エネルギーの普及拡大にも貢献できるよう,努めてまいります。

 今後,新会社において,平成30年度の建設工事開始,平成32年度の営業運転開始を目指して取り組んでまいります。

1.発電所の概要
発電所の名称 未定
設置場所 広島県安芸郡海田町明神町2番118号 (広島ガス 海田基地内)
発電出力 約10万kW(送電端)
使用燃料 バイオマス(うち国内材は広島県内から調達), 石炭, 天然ガス(助燃・バックアップ用)
工事開始時期 平成30年12月(予定)
運転開始時期 平成33年 3月(予定)
2.新会社の概要
会社名 未定
本社所在地 広島県安芸郡海田町明神町2番118号
設立日 平成29年10月(予定)
設立時資本 2億円(予定)
出資比率 広島ガス(50%),中国電力(50%)
事業内容 バイオマス混焼発電所の建設,運転,保守および電力の販売
3.海田地区バイオマス混焼発電事業実施区域

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4.環境影響評価に係る主要経緯

 平成27年 3 月 環境影響評価着手
 平成27年 6 月 環境影響評価方法書の送付および縦覧
 平成28年 6 月 環境影響評価準備書の送付および縦覧
 平成28年12月 環境影響評価書の送付および縦覧(環境影響評価手続きの終了)

以上