カンボジア王国における「電力マスタープラン改定」コンサルティング業務の受託について

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EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

カンボジア王国における「電力マスタープラン改定」コンサルティング業務の受託について

 当社は,このたび,カンボジア王国鉱業エネルギー省(以下「MME」という)から,同国全体の電力供給計画である電力マスタープラン改定のコンサルティング業務を受託しました。

 現在の同国の電力マスタープランは,同国の電力公社やMME他で組織する電力マスタープラン改定委員会が実施する改定作業を当社がサポート(2013年12月26日プレスリリース済)したものです。このたびは,同国の電力マスタープランの見直しを当社主導で実施するもので,主に,2030年までの電力需要の想定や,電源開発計画・送変電計画を作成することとしています。

 当社はこれまで同国において,前回の改定作業のサポートのみならず,小水力発電所の開発,電気事業の人材育成,送配電設備整備および独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じたMMEへの専門家派遣など,多くのコンサルティングを行ってきました。今回の受託は,これまでの実績が認められ,同国電力マスタープラン改定委員会から依頼を受けたことによるものです。

 同国の電力需要は,海外からの投資をもとにした高い経済成長や地方電化の進展によって著しく増加していますが,電力供給面では,水力および石炭火力発電所に依存しており,電源構成の多様化によるエネルギーセキュリティ向上などの課題があります。

 当社は本業務を通じて,成長著しい同国の長期的な電力安定供給や電気事業の発展に貢献するとともに,同国における継続的な事業展開を図っていきたいと考えています。

コンサルティング業務の概要

1.業務期間

 2019年4月~2020年4月(予定)

2.主な業務内容

 電力マスタープラン改定業務
 ・電力需要の想定
 ・火力,水力発電所に加え,太陽光・風力などの再生可能エネルギーを含めた供給力の想定
 ・電源開発計画,送変電計画の作成

以上