フィジー共和国Energy Fiji Limitedへの出資参画について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

フィジー共和国Energy Fiji Limitedへの出資参画について

 当社は,フィジー共和国(以下「フィジー」)の電力会社であるEnergy Fiji Limited(以下「EFL社」)へ出資参画することとし,当社がシンガポールに新たに設立した中間持株会社を通じて,EFL社へ44%出資する株主間契約をフィジー政府と締結しましたのでお知らせします。

 なお,本出資参画は株式会社国際協力銀行(本店:東京都千代田区,代表取締役総裁:前田 匡史,以下「JBIC」)と共同で行うものです。

 EFL社は,安定した経済成長が見込まれるフィジーにおいて,発電・送配電・小売事業を一貫して担う垂直統合型の電力会社であり,当社が海外の電力会社に出資するのは初めてとなります。

 EFL社の筆頭株主(51%出資)であるフィジー政府は,2036年までに再生可能エネルギー比率を100%まで引き上げる目標を掲げており,今後当社はEFL社とともに,水力や太陽光等の再生可能エネルギー電源の開発に積極的に取り組むこととしています。

 海外事業において,当社はこれまで主に発電事業への出資参画を進めてきました。本出資により,国内の電気事業経営において培ってきた発電・送配電・小売事業に関する当社グループの技術・ノウハウを有効活用できるものと考えています。

 当社は,引き続き,再生可能エネルギーを中心に海外の電力関連事業の発掘・獲得を進め,エネルギー供給を通じた脱炭素社会の実現を目指すともに,当社グループの収益力の強化にも取り組んでまいります。


以上