海田発電所の営業運転開始について

報道資料

広島ガス株式会社
中国電力株式会社
海田バイオマスパワー株式会社

海田発電所の営業運転開始について

 広島ガス株式会社(本社:広島市南区,代表取締役社長 社長執行役員 松藤(まつふじ) (けん)(すけ))と中国電力株式会社(本社:広島市中区,代表取締役社長執行役員 清水(しみず) (まれ)(しげ))の共同出資会社である海田バイオマスパワー株式会社は,本日,海田発電所の営業運転を開始しましたので,お知らせいたします。

 本発電所は,再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)を活用し,広島県内の林地残材等の未利用木材や,海外の木質系バイオマス等の燃料を80%程度利用し,年間で約8億kWhの発電を予定しております。

 海田バイオマスパワー株式会社は,本発電所での発電事業を通じて,広島県の林業振興など地域活性化に取り組むとともに,再生可能エネルギーの普及拡大に貢献できるよう努めてまいります。

 1.運営会社の概要
会社名 海田バイオマスパワー株式会社
所在地 広島県安芸郡海田町明神町2番118号
代表者 代表取締役社長 谷村(たにむら) 武志(たけし)
設立 2017年10月30日
資本金 35億円
株主 広島ガス株式会社(50%),中国電力株式会社(50%)
2.発電所の概要
発電所名 海田発電所
所在地 広島県安芸郡海田町明神町2番118号
発電出力 11万2千kW(発電端出力)
発電方式

バイオマス混焼発電

※混焼比率(熱量ベース) バイオマス80%・石炭20%
ボイラ型式 循環流動層ボイラ
想定年間発電量 約8億kWh
燃料 木質系バイオマス(広島県内未利用木材,ホワイトペレット,パーム椰子殻),石炭,天然ガス(助燃・バックアップ)
3.発電所建設の主要経緯

 2015年3月      広島ガス株式会社と中国電力株式会社が本発電所建設に係る環境影響評価に着手

 2017年10月     本発電所の運転,保守および電力の販売を事業目的とした「海田バイオマスパワー株式会社」を設立

 2018年12月     海田発電所建設工事に着手

 2021年 4月1日0時  営業運転開始

 ≪海田発電所外観≫

海田発電所外観

 以上