「中国電力グループ統合報告書2021」の発行について
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中国電力株式会社
「中国電力グループ統合報告書2021」の発行について
当社は,本日,「中国電力グループ統合報告書2021」を発行しました。
本報告書は,グループ経営ビジョン「エネルギアチェンジ2030」(2020年1月策定)とその実行計画である「アクションプラン2021」(2021年4月策定)での各種施策に加え,従来から取り組んできたESG(環境,人材・社会,ガバナンス)に関する活動全般について取りまとめたもので,今回が2回目の発行となります。
今回は,グループ経営ビジョンの実現に向けた取り組みに加え,「『2050年カーボンニュートラル』への挑戦」(2021年2月策定)に関する内容や気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD※1)提言に基づく情報開示などの充実化を図り,グループの価値向上に向けた取り組みを包括的に記載しています。
また,ESGに関する情報開示の充実化を図る観点から,統合報告書の発行にあわせ,新たに米国サステナビリティ会計基準審査会(SASB※2)の提供する「SASBスタンダード」に基づく情報開示を行うこととしました。
当社は,統合報告書等を通じてグループの価値創造に向けた取り組みを分かりやすくお伝えしていくとともに,株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆さま との対話のツールとして活用しながら,グループの持続的な成長に向けた取り組みを進めてまいります。
【「中国電力グループ統合報告書2021」および「SASBスタンダードに基づく情報開示」掲載先】
https://www.energia.co.jp/ir/irzaimu/annual.html
※1 Task Force on Climate-related Financial Disclosuresの略。自主的で一貫性のある気候関連財務情報開示方法を開発することを目的に,金融安定理事会(FSB)が設立したタスクフォース。提言の中で気候関連のリスク・機会に関する情報開示のフレームワークを示している。
※2 Sustainability Accounting Standards Boardの略。企業の情報開示の質向上に寄与し,中長期視点の投資家の意思決定に貢献することを目的に,米国を拠点に設立された非営利団体。将来的な財務インパクトが高いと想定されるESG要素に関する開示基準を設定している。
以上