未定として公表していました2022年３月期の期末配当予想を以下のとおり修正しましたので，お知らせします。

1．修正の内容

2．修正の理由

　当社は，株主の皆さまに対する利益配分にあたって，安定配当を基本とし，単年度の業績だけでなく，中長期的な観点から総合的に勘案して配当を実施しています。

　本年1月に公表した当期の収支見通しは，燃料費調整制度の期ずれ影響や冬季の供給力確保に伴う燃料・電力の調達費用の増加などから，連結は過去最大の赤字，個別は2期連続赤字の見込みであり，期末配当については，冬季の需給状況や燃料価格の動向を見極める必要があるため，「未定」としていました。

　1月公表後，燃料価格が当期の収支に与える影響の見通しが概ね立ち，引き続き経営効率化に努めるものの，現時点では1月に公表した収支見通しから大きく変わらない見込みです。また，翌期についても燃料価格の高止まりが続けば，収支の悪化要因となる可能性があります。

　こうした状況を総合的に勘案した結果，当期の期末配当予想について，「未定」から1株当たり「15円」に修正しました。

　これにより，当期における年間配当金は，中間配当とあわせて１株当たり「40円」とすることを予定しています。

　今後もグループ経営ビジョンで掲げた利益目標の達成に向け，収益力の強化を図るため，安全確保を大前提とした島根原子力発電所や三隅2号機の稼働，海外事業の推進や新ビジネスの創出などに取り組んでまいります。

以上