西日本旅客鉄道株式会社の新幹線運転用電力の再エネ化に向けた契約の締結について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

西日本旅客鉄道株式会社の新幹線運転用電力の再エネ化に向けた契約の締結について

 当社と西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:長谷川一明、以下「JR西日本」)は、本日、新幹線の運転用電力を太陽光発電電力(オフサイト型)で供給する契約を締結しましたので、お知らせします。

 本契約は、本年7月から、当社がJR西日本専用の太陽光発電設備を新たに開発し、当該発電設備で発電された電気と環境価値により、2027年度末までにJR西日本が運行する新幹線の運転用電力の10%を再生可能エネルギー由来のグリーン電力に置き換えるものです。これにより、新幹線の運転で排出される二酸化炭素を年間約61,000トン削減することができます。

 なお、オフサイトPPAにより公共交通機関へグリーン電力を供給するのは、当社として初めての取り組みとなります。

 当社グループは、エネルギー供給を通じた脱炭素社会の実現と、カーボンニュートラルへの挑戦を通じた地域の発展に向け、再生可能エネルギーの活用を目指すお客さまニーズに幅広くお応えできるよう、更なるサービスの開発・向上に取り組んでまいります。

 ※ 発電事業者が電力需要施設と離れた場所に太陽光発電設備の設置を行い、太陽光発電設備で発電した再エネ電力を小売電気事業者が電力系統を経由して特定の需要家へ長期にわたって供給する電力購入契約。

【JR西日本への供給イメージ】

以上