社内組織の改編について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

社内組織の改編について

 当社は、電力関連市場の高度化をはじめとする事業環境変化への対応等を目的に、本年6月26日に以下の組織改編を実施します。

1.「電気事業ポートフォリオ最適化プロジェクト」の設置

 電力小売の持続的な競争の確保を目的とした内外無差別な卸売の進展など、電気事業の競争環境は大きく変化し、事業者には電力関連市場を起点とした事業展開が求められています。

 こうした状況を踏まえ、市場取引を最適化するための体制・仕組みの整備に向けた検討を集中的に進めていくため、社長直属のプロジェクト組織として「電気事業ポートフォリオ最適化プロジェクト」を期間限定(2026年6月までを目途)で設置します。

2.「経営管理部門」の設置

 島根原子力発電所3号機等に係る安全対策工事や、将来を見据えた脱炭素関連の投資が見込まれる中、キャッシュマネジメントを強化し、収支・財務基盤を確保しながら着実に必要な投資を進めていくため、経営企画部門で実施している経営管理業務と調達本部で実施している資金調達業務を集約した「経営管理部門」を設置します。

3.「リスク管理部門」の設置

 電力の市場機能の高度化等に伴い、電気事業に関するリスクが複雑化し、経営に及ぼす影響が拡大する中、こうしたリスクに対する管理機能の強化を図るため、同機能を一元化した「リスク管理部門」を設置します。

 なお、2024年10月に期間限定で設置した「市場リスク管理高度化プロジェクト」は、リスク管理部門の設置に伴い当初の役割を終えるため、本年6月26日付で廃止します。

※発電から得られる利潤を最大化するという考え方に基づき、社内外・グループ内外の取引条件を合理的に判断し、内外無差別に電力卸売を行うこと。

 以上

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