「エネルギアグループDX戦略」の策定について

-
中国電力株式会社
「エネルギアグループDX戦略」の策定について
当社は、「中国電力グループ経営ビジョン2040」(2025年9月30日お知らせ済み)の実現に向け、グループ全体での生産性向上と新たな価値創造を加速することを目的に、本日、「エネルギアグループDX戦略」を策定しましたのでお知らせします。
本戦略は、当社グループにおける"デジタル変革の羅針盤"として、2030年度に向けたデジタル技術活用に関する目指す姿と取り組みの視点を示すものです。具体的には、"倍速エネルギア"を取り組み姿勢とし、「CX(カスタマーエクスペリエンス)※1向上」や「発電価値※2向上」などの7つの重点領域において、AIエージェント※3など急速に進化しているデジタル技術や社内外の定型・非定型データの活用・共有に迅速に取り組むことで、圧倒的なスピード獲得を目指します。
これにより、業務生産性の向上を図るとともに、社会環境の急激な変化やデジタル技術の進化をチャンスに変えて新たな価値を創造し、企業価値の向上を目指していきます。 また、DXの成果は働きやすい環境の創出や経営リソースの最適化に活用し、将来的には地域社会のDXへの貢献につなげていきたいと考えています。
DX戦略の実現に向けた取り組みは2段階で進めることとしています。フェーズ1(2026~2027年度)では、一部業務を対象に業務の再構築を図るとともに、AI・データ活用を先行的に実施し、成果を蓄積します。フェーズ2(2028~2030年度)では、全社的なAI・データの本格活用に向けて、蓄積した成果を生かして対象業務を順次拡大していきます。
当社グループは、「エネルギアグループDX戦略」のもと、グループ一体でデジタル技術の活用を加速し、企業価値の向上と持続的な成長を目指してまいります。
- ※1 顧客が商品やサービスを利用する過程全体を通じて得られる体験をより良いものにしていくこと
- ※2 発電プロセスにおける効率性や効果性を高め、電力供給の質を向上させること
- ※3 音声やテキスト等の情報を理解し、一人ひとりのアシスタントとして、他のシステムのとりまとめや、データ分析、資料作成等、多様・横断的な処理を遂行できるプログラム
以上
添付資料
- 別紙:エネルギアグループDX戦略の概要 [PDF:829.3 KB]




