当社は、このたび、2050年カーボンニュートラル実現に向けた脱炭素化への移行 （トランジション）に要する資金確保を目的として、日本生命保険相互会社（以下 「日本生命」）との間で、トランジションローンによる資金調達契約を締結しましたので、お知らせします。

　トランジションローンにより資金調達を行うのは、当社として初めてです。

　本契約は、日本生命が策定した「日本生命トランジション・ファイナンス実践要領^※」に基づき、島根原子力発電所3号機および柳井発電所新2号機の稼働による将来の温室効果ガス削減効果を評価いただいたうえで、当社のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みへのサポートをいただくものです。融資金額は50億円で、当社は、調達した資金を両発電所の建設資金に充当します。

　当社は、今後も継続的に金融機関・投資家の皆さまと丁寧な対話を行い、トランジション・ファイナンスを活用していくことで、エネルギー安定供給、脱炭素社会の実現および地域の発展に貢献してまいります。

本ローンの概要

※ トランジション・ファイナンスに係る具体的な評価基準やその根拠、評価プロセス等をまとめたもの。GHG排出量が多い電力、鉄鋼の2業種のトランジションに対し、金融面での支援を目的に策定された。
（https://www.nissay.co.jp/news/2024/pdf/20240611.pdf）

以上