株式会社ひろしまケーブルテレビ株式の一部譲渡のお知らせ

報道資料

中国電力株式会社
株式会社中国新聞社

株式会社ひろしまケーブルテレビ株式の一部譲渡のお知らせ

 中国電力株式会社(本社:広島市中区,取締役社長:苅田 知英,以下「中国電力」という)と,株式会社中国新聞社(本社:広島市中区,代表取締役社長:岡谷 義則,以下「中国新聞社」という)は,中国電力グループが保有する株式会社ひろしまケーブルテレビ(本社:広島市南区,代表取締役社長:横田 徹,以下「HICAT」という)株式の一部譲渡による中国新聞社へのHICAT経営権の移譲について合意しましたのでお知らせいたします。

1.株式譲渡の背景・理由
 昨今のケーブルテレビ(以下「CATV」という)事業を取り巻く経営環境は,大手通信事業者との競争激化や多様化するお客さまニーズへの対応等により厳しさを増しており,環境変化に対応するための合従連衡が全国的に進んでいる状況にあります。

 こうした中,地域メディアとしてCATV事業にも積極的な取り組みを進めている中国新聞社から「HICATの経営権を取得のうえ,広島都市圏で事業展開しているHICATと株式会社ふれあいチャンネル(中国新聞社関連)の2社を連携させ,中国新聞グループの経営資源を総合的に活用した事業運営を行うことで,HICATの更なる経営資源の拡充や効率性の向上を図るとともに,お客さまの満足度を一層向上させたい」旨の提案があり,中国電力はこれに合意しました。

 中国新聞社は,HICATの経営権取得後,HICATの競争力強化に努め,引き続きお客さまや株主のご期待にお応えするともに,広島都市圏域の更なる高度情報化や活性化に寄与してまいります。また,中国電力グループは,主要株主として今後もHICATの事業運営に協力してまいります。

2. 株式譲渡の概要
・譲渡株式数 8,160株
・譲渡日 平成24年12月20日(予定)
・株式の所有状況

株式譲渡前

株式譲渡後

中国電力グループ

10,570株(所有割合 43.9%)

2,410株(所有割合 10.0%)

中国新聞社

1,445株(所有割合 6.0%)

9,605株(所有割合 39.9%)

3. 今後の見通し
 株式譲渡によりHICATは中国電力の関連会社(持分法適用)を外れ,新たに中国新聞社のグループ会社となる見込みです。
 なお,このたびの株式譲渡が中国電力の連結決算に与える影響は軽微であると考えています。

以上

添付資料