カンボジア王国における「電力マスタープラン改定」コンサルティング業務の受託について

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EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

カンボジア王国における「電力マスタープラン改定」
コンサルティング業務の受託について

 当社は,このたび,カンボジア電力公社(以下「EDC」という)から「電力マスタープラン改定」のコンサルティング業務を受託しました。

 本プランは,カンボジア王国全体の2030年までの電力供給計画を定めるもので,今回の受託により,当社は,電力需要の想定,電源開発計画,送変電計画等の改定作業のサポートを行ってまいります。

 カンボジア王国では,分散型のディーゼル発電が主体である同国の電力供給システムの脆弱性を改善するため,現在,複数の水力発電事業が展開されていますが,急激な経済発展による電力需要の増加や,雨季と乾季の水力発電量の差などから,将来的な電力不足が懸念されています。こうした状況を受け,鉱工業エネルギー省,電力庁およびEDCによって電力マスタープラン改定委員会が設置され,改定作業が進められているところです。

 これまで,当社は,同国において,小水力発電の開発や電気事業の人材育成など,多くのコンサルティング実績を有することから,EDCから改定作業への協力を要請され,このたびの業務受託に至ったものです。

 当社は,成長著しい同国を海外事業展開の重点対象国の一つと位置付けており,本受託を通じて同国の長期的な電力安定供給や電気事業の発展に貢献するとともに,継続的な事業展開を図っていきたいと考えています。

【コンサルティング業務の概要】
1.業務期間
平成25年12月~平成26年6月(予定)
2.主な業務内容
EDCが行う電力マスタープラン改定作業のサポート・検証
・需要想定結果の確認・検証,需要想定を定期的に行える仕組みの提案
・雨季,乾季における水力発電所をはじめとした供給力の想定
・電源開発計画,送変電計画作成のサポート・検証
・EDC職員の受け入れ研修 等

以上

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