環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM」の平成24年度土木学会環境賞 受賞について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM」の平成24年度土木学会環境賞 受賞について

 当社,鹿島建設株式会社(本社:東京都港区),電気化学工業株式会社(本社:東京都中央区)の3社が共同で取り組んでいる環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM」の開発(平成23年1月13日お知らせ済み)について,このたび,「平成24年度土木学会環境賞」を受賞することが決まりましたのでお知らせします。

 この賞は,公益社団法人土木学会※1が,環境への負荷を低減する土木技術・システムを開発・運用し,良好な環境の保全・創造に貢献した画期的な業績およびプロジェクトに対し,個人,企業等を表彰し,活動を奨励する目的で実施しているものであり,本賞を受賞するのは当社では初めてとなります。

 このたび受賞の対象となった「CO2-SUICOM」は,CO2と反応して硬化する特殊混和材を使用することで,従来製品と同等の強度を有しながら,材料となるセメントの使用量を大幅に削減し,コンクリート製造に伴うCO2排出量を半減させることができます。また,硬化時にCO2を吸収させることで,製品化に至るまでのCO2排出量を実質ゼロ以下にすることを世界で初めて可能にしました。
 なお,特殊混和材は産業副産物を原料としており,また,削減したセメントの代替として産業廃棄物である石炭灰を使用しているため,循環型社会の形成にも貢献できると考えています。

 本技術は,平成25年1月に,国土交通省発注工事における歩車道境界ブロックに採用され,また,当社福山太陽光発電所の舗装ブロック等にも活用しています。

 今後は,適用製品の拡大などに取り組むとともに,本製品の優れた環境特性を積極的にPRして多くの皆さまにご使用いただき,更なるCO2排出抑制および産業副産物の活用拡大につなげてまいりたいと考えています。

※1:公益社団法人土木学会
 1914年に社団法人として設立され,「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り,もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目的に,さまざまな活動を展開している。
 今回の受賞については,土木学会ホームページでも公開されている。

以上