新小野田発電所1・2号機の復旧見込み等について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

新小野田発電所1・2号機の復旧見込み等について

当社新小野田発電所(石炭火力,所在地:山口県山陽小野田市,発電所出力:50万kW×2基,所長:木田(きだ) 淳志(あつし)については,8月17日の石炭搬送用コンベアの火災に伴い発電を停止(同日お知らせ済み)し,その後,関係当局により火災原因の検証作業が行われるとともに,当社において設備の点検を実施してきました。
点検の結果,火災により石炭搬送用のコンベアが一部焼損しましたが,それ以外のボイラ等の発電設備については異常がないことを確認しました。
現時点での同発電所の復旧見込みおよび今後の運転等について,以下のとおりお知らせします。

<復旧見込みについて>

火災原因の検証が終了した後,その結果を踏まえて必要な再発防止対策を講じながら,コンベア設備の復旧作業を鋭意進めていくことで,冬季重負荷期前の復旧を見込んでいます。

<今後の運転等について>

石炭搬送用コンベア以外の設備には影響がなく,安全が確認されたことから,準備が整い次第,今回発電停止した時点で既に石炭バンカへ搬送していた石炭による発電を1,2号機で行う予定です。(各2日程度)
その後,1号機については,コンベア設備の復旧までの間,通常,起動・停止用燃料として使用している重油による発電(出力:15万kW程度)を,電力需給の状況に応じて行う予定です。
2号機については,バンカヘ搬送済みの石炭による発電を行った後,定期検査を行う予定です。

このたびの火災に伴い,皆さまにはご心配をお掛けし,大変申し訳ございません。当社におきましては,引き続き原因究明と再発防止に万全を期すとともに,電力の安定供給に鋭意取り組んでまいります。

【参考】設備イメージ図

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以上

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