当社連結子会社の事業統合に関する基本合意のお知らせ
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中国電力株式会社
当社連結子会社の事業統合に関する基本合意のお知らせ
当社の連結子会社である「株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス 」(以下,「ESS」)と,「株式会社エネルギア・ライフ&アクセス」 (以下,「エネラ」)は,本日,事業統合に向けた基本合意書を締結しましたのでお知らせします。
このたびの事業統合は,中国電力グループにおける総合エネルギー供給事業の成長を担う体制の更なる強化を目的として,平成28年4月1日(目途)に,エネラから会社分割により電化・エネルギー事業を分離し,ESSへ統合するものです。
エネラは,ご家庭のお客さまの快適な暮らしづくりに貢献する高効率電気給湯機やIHクッキングヒーター等の電化機器販売・リースに関する事業を展開しており,また,ESSは,事業用分野の幅広いニーズにお応えする電気・熱エネルギー供給事業,燃料販売事業等を展開しています。
今回の統合により,ESSは,エネラの有する事業ノウハウや販売網を承継し,ご家庭用から事業用まで,地域のエネルギーに関する多様なニーズに対して,一体的かつ効果的に,より高い付加価値サービスをお届けしていくことで,総合エネルギー供給事業者として,これまで以上に,お客さまや地域にとってなくてはならない企業へと成長することを目指してまいります。
分割後のエネラは,平成28年4月1日(目途)から名称を「株式会社 電力サポート中国(仮称)」に改め,引き続き,電力ネットワーク事業等に係る調査・設計,保守・運用などの業務を通じて,電力の安定供給と地域の発展に貢献してまいります。
なお,このたびの基本合意は,事業統合に向けた準備手続きに関するものであり,統合後の体制等については,今後,両社で具体的な協議を進め,会社分割契約を別途締結する予定としています。
電力小売全面自由化など中国電力グループを取り巻く経営環境が大きく変化する中,競争力強化は喫緊の課題となっています。当社グループでは,引き続き,最適な経営資源の配分や事業展開を積極的に進め,全体の競争力を最大限に高めることで,お客さまに選ばれる企業グループを目指してまいります。
1. 事業統合に関する合意事項
(1)事業統合の形態
エネラから会社分割により電化・エネルギー事業を分離し,ESSに統合。
(エネラ : 分割会社,ESS : 承継会社)
(2)事業統合期日
平成28年4月1日(目途)
2. 事業統合の当事会社の概要
(1)商号 | 株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス (承継会社) |
株式会社エネルギア・ライフ&アクセス (分割会社) |
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(2)本店所在地 | 広島市中区大手町三丁目7番5号 | 広島市中区竹屋町2番42号 | |
(3)設立年月日 | 平成13年10月1日 | 平成16年7月1日 | |
(4)代表者の役職・氏名 | 取締役社長 十倉 純男 | 取締役社長 森本 幸雄 | |
(5)従業員数※1 | 89人 | 555人 | |
(6)事業内容※2 | 石炭・LNG等の燃料販売事業,電気・熱エネルギー供給事業,発電ならびに電気の供給・販売事業など | 電力機材・用品販売,架空線設計・共架管理・契約異動処理等の受託業務,電気給湯機・IHクッキングヒーター等の家庭用電化製品等の販売・リース,太陽光発電システム販売,熱供給事業など | |
(7)資本金 | 46億5,352万5千円 | 6,500万円 | |
(8)株主構成 | 中国電力株式会社100% | 中国電力株式会社84.9% 株式会社中電工15.1% |
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(9)平成26年度の経営成績(単体) | |||
売上高 | 349億64百万円 | 142億18百万円 |
※1 平成27年4月1日現在
※2 下線部はESSに統合する事業
3. 業績への影響
当社は,上記事業統合後も両社の株式を所有することとなりますが,当社の連結業績への影響は軽微と見込んでいます。
また,当社単体の業績に与える影響も軽微と見込んでいます。
4. お客さまへの影響
エネラによる電化機器販売・リースに関する事業およびこれに伴うアフターサービスについては,ESSがすべて引き継ぐため,お客さまへのサービスに影響はありません。
以上