マレーシア石炭火力発電事業への出資参画について
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中国電力株式会社
マレーシア石炭火力発電事業への出資参画について
当社は,マレーシア石炭火力発電事業へ出資参画することとし,三井物産株式会社(本社:東京都千代田区,社長:安永竜夫,以下「三井物産」)がマレーシアに設立した100%投資子会社3B Power Sdn Bhd(以下「3B Power」)株式の50%を当社の100%投資子会社である中国電力・インターナショナル・ネザーランド社(在オランダ,社長:前田耕一,以下「CEPIN」)を通じて取得する株式売買契約書等を本日,締結しましたので,お知らせします。
三井物産は,3B Powerを通じ,マレーシア電力公社Tenaga Nasional Berhad(以下「TNB」)と,同国における超々臨界圧石炭火力発電所の建設・運営(以下,「本事業」)を行う共同事業会社Jimah East Power Sdn Bhd社(以下「JEP」)を設立しており,当社は今後,マレーシア政府およびTNBの承認を取得したうえで,本事業に間接的に15%出資参画することとなります。
本事業は,発電容量200万kW(100万kWx2基)の石炭火力発電所を新規に建設・運営し,JEPがTNBと締結する25年間の長期売電契約に基づき,TNBに電力を販売するものです。当社は,本事業への出資参画とともに,三隅発電所をはじめとする石炭火力発電所の建設管理や運営で培ってきた実績,経験および環境技術を最大限に活用することで,マレーシアにおける電力の安定供給ならびに低炭素社会の実現に貢献したいと考えています。
当社としては,本年4月からの小売全面自由化を契機に競争が本格化していく中,海外事業を,当社グループが将来にわたって成長し発展していくための成長事業の一つと位置付けており,引き続き新たな海外投資案件の発掘・具体化を通じ,これまで培った電気事業の知見を活用した収益力強化に取り組んでまいります。
以上
添付資料
- マレーシア石炭火力発電事業の概要 [PDF:154.8 KB]