ほっこりごはんと絶品スイーツに癒やされる、古民家カフェ
古民家カフェ&宿 むすび│ 広島県三原市
ハーモニーマルシェ │ 2023.04.12

東京で生まれ育った田中咲子さんは、夫とお子さんと一緒に広島県三原市に移住し、カフェ&宿をオープンしました。今や予約必須の人気店となり、SNSでも話題になっています。この春にはご当地食材たっぷりのバーガーや大人気のケーキが楽しめる”別邸”も新しくオープン!
そんな咲子さんが移住を選んだ理由とは? 意外な経歴と、三原市への思いもお聞きしました。

- 【 教えてくれる人 】
- 田中咲子さん古民家カフェ&宿 むすび 代表
美しいたたずまいの古民家でカフェごはん

瀬戸内海に面した穏やかな広島県三原市で、咲子さんは2019年に「古民家カフェ&宿 むすび」をオープンしました。ここは、かつて老舗料理亭の別邸としておもてなしに使われていた古民家。咲子さんはこの古民家に一目ぼれして移住を決意したそう。ここだけ時間が止まっているような、非日常感たっぷりのステキな場所です。
今では、レシピの完成に1年かかったというバスクチーズケーキをはじめ、地元の食材を使ったランチなど、丁寧な手仕事が光るごはんが評判のお店になりました。(予約必須です! )
1日1組限定で宿泊やディナーも対応しているそうなので、特別な日にぜひ使いたいですね。
「むすび」を通して三原の魅力を

もともとは金融機関で働いていた咲子さんですが、飲食に携わりたいと退職し、ダイニングバーのスタッフや餃子店経営などを経てこの場所にたどり着きました。海の目の前という最高のロケーションと美しいたたずまいの建物に出会って、長年の夢をかなえたんですね。
今や遠くからも多くの人が訪れる人気店になりましたが、まだまだ夢は尽きません。音楽会や親子向けの料理教室など、古民家の雰囲気を生かしたイベントを企画予定だそう。「三原は海にも山にも恵まれ、食材も豊富。そんな魅力を『むすび』を通して知ってもらいたい。多くの人が三原を訪れるきっかけになればうれしいです」と話してくれました。
ご当地バーガーが楽しめる新店舗

2023年4月6日に、「古民家カフェ&宿 むすび」の真横に、新しい店舗「むすびカフェbettei」がオープンしました! こちらでは「むすび」の人気スイーツがテイクアウトできるほか新メニュー「みはらバーガー」を提供。
「みはらバーガー」には、同じ三原市須波地区にある「ムカイ製パン」のバンズ、「いしかわ精肉店」の和牛ひき肉を使ったパティ、「梶谷農園」のベビーリーフなど三原の食材がぎゅっとぜいたくに詰め込まれています。ここでしか味わえないのでこのために行ってみる価値あり!
テラス席から瀬戸内海が一望できるロケーションもステキなので、女子会はもちろんデートにもおすすめです。
編集部から

なっこさん
- 知らない土地に移住して夢を叶える決断力・行動力…本当にすごいです。広島空港も近いので、乗り物好きの息子とお出かけするのにもいいですね。バスクチーズケーキはぜひゆっくり味わいたい!
おすすめメニュー

- 日替わりむすび御膳
- メインの肉料理、野菜の小鉢3品、旬のお刺身など。少しずつさまざまな種類が食べられるのが嬉しい御膳です。

- お魚御膳
- こちらはメインが魚料理となっている御膳。煮物など旬の魚がいただけます。

- バスクチーズケーキ
- 濃厚でとろりとしたチーズが満足度の高い一品。季節によって配合や材料、焼き時間を微調整するという徹底ぶり。

- クッキーチーズケーキ
- 生地の中にも上にもたっぷり乗ったクッキーと、口当たり滑らかなチーズケーキで2つの食感が味わえます。
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古民家カフェ&宿 むすび

- 【 取材対象者プロフィール 】
- 田中咲子さん東京都出身。20代から飲食業に携わり30代で子どもの頃から夢だったカフェを夫とともにオープン。父親から言われてきた「夢は絶対に自分の手で叶えろ」という言葉に背中を押され移住と起業を実現。