運転開始後の環境保全措置(陸域)

上関原子力発電所建設準備工事は,現在,一時中断しております。
※本ページの掲載内容は,準備工事中断前のものが含まれておりますので,ご了承ください。

運転開始後の環境保全措置(陸域)

大気質

 発電所の運用に使用する補助ボイラは,燃焼を伴わない電気式を採用することで,大気汚染の原因となる物質を排出しません。

騒音・振動・道路交通騒音

 騒音・振動の発生源となる蒸気タービンや発電機などの主要な機器は,建物内あるいは強固な基礎の上に設置します。
発電所関係車両の運行にあたっては,計画的な運行により車両が短期間に集中しないように配慮します。

陸生動物、植生

 陸生動物や植生の生息・生育環境を保全するため,土地の改変面積や樹木の伐採範囲を必要最小限とし,現在ある植生の保存に努めます。
さらに鳥類等の好む食餌植物を取り入れた植栽を行い,陸生動物の生息環境の保全に努めます。
また,車両の運行による動物との接触事故や動物が移動する経路の分断・障害を避けるため,取付道路の大部分はトンネル構造を採用します。

ハヤブサ

緑化計画

 自然と人工物を調和させ,新しい緑の環境創造を目指して,できる限り現地に自生している優占樹木を主体に利用して,法面や法面の小段部および建物の周囲を緑化します。これにより,緑化面積を増やすとともに,改変した区域の森の復元に努めます。

ビャクシン
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