第29回定期検査の状況

お知らせ

平成23年2月28日
中国電力株式会社

島根原子力発電所1号機 第28回定期検査で確認した
原子炉再循環系配管溶接継手部のひびの進展状況について

 島根原子力発電所1号機(沸騰水型,定格電気出力46万キロワット)第28回定期検査(平成21年5月7日~10月9日)において,B-原子炉再循環系配管の溶接継手部1箇所に確認されたひび(長さ80ミリメートル,深さ4ミリメートル)については,第28回定期検査中に当該溶接継手部の健全性評価※1を行い,十分な健全性が確保されることを確認したことから継続使用することとし,次回以降の定期検査においても継続的にひびの進展状況を点検することとしました。(平成21年7月24日お知らせ済み)[PDF:126KB]

 第29回定期検査(平成22年11月8日から実施中)において,当該溶接継手部におけるひびの進展状況を点検した結果,ひびの長さ・深さともに進展は認められず,進展予測を下回っていることを確認しましたのでお知らせします。

 当該溶接継手部については,次回以降の定期検査においても継続的に点検するとともに,今後,必要に応じて計画的に補修等の措置を実施してまいります。

※1 一定期間運転した後のひびの進展量を予測し,「(財)日本機械学会 発電用原子力設備規格 維持規格(2008年版)JSME S NA1-2008」に基づき,予測したひびの長さ,深さで必要な強度を満たしているかどうかを評価する

参考資料 PDF B-原子炉再循環系配管 ひび詳細図[PDF:143KB]
PDF B-原子炉再循環系配管 ひび進展状況の点検結果[PDF:85KB]

以上