島根原子力発電所2号機第15回定期検査の状況

平成20年9月15日現在

島根原子力発電所2号機第15回定期検査状況(No.2)

1.進捗状況

  • 9月10日(水)に原子炉圧力容器の開放作業を完了し,9月11日(木)から原子炉内の燃料取出し作業を開始しました。

2.主な工事の状況

(1) 燃料取替工事 『更新』

9月11日(木)から燃料の取出し作業を開始しました。

燃料取出し作業の状況(平成20年9月12日撮影)

原子炉内部

(2) 制御棒駆動機構取替工事

作業を開始していません。

(3) 出力領域計装取替工事

作業を開始していません。

(4) 逃がし安全弁取替工事

作業を開始していません。

(5) 制御棒取替工事

作業を開始していません。

(6) 残留熱除去系ヘッドスプレイ配管改造工事

作業を開始していません。

(7) 水没弁点検工事

作業を開始していません。

(8) 耐震裕度向上工事

作業を開始していません。

3.その他の工事の状況

(1) 原子炉格納容器開放作業

9月7日(日)原子炉格納容器の上蓋を取り外しました。

(2) 原子炉圧力容器開放作業 『更新』

9月10日(水)原子炉圧力容器の上蓋を取り外しました。

原子炉圧力容器開放作業の状況(平成20年9月10日撮影)

(3) 蒸気タービン点検作業 『更新』

9月9日(火)から作業を開始しました。

(4) 原子炉再循環系配管等点検作業 『更新』

9月12日(金)から作業を開始しました。

4.その他

(1) 中間領域検出器(IRM)の不具合について

9月7日(日),原子炉停止操作中の3時46分に,中間領域検出器(IRM)チャンネル15の指示が瞬間的に上昇し,「B-自動スクラム」の警報が発生しました。
なお,他の中性子検出器に変化はありません。
原因は調査中です。

  1. ホームページ:島根原子力発電所2号機第15回定期検査状況(No.1)(平成20年9月9日発表)
(2) 運転上の制限の逸脱,復帰について

9月7日(日),原子炉停止後の原子炉冷却操作中のところ,17時45分頃から「D-主蒸気管モニタ」(低)の警報が頻繁に発生したため,17時58分に原子炉施設保安規定に定める運転上の制限を満足しない状態であると判断しました。
その後, 19時7分に原子炉が冷温停止状態となり,その結果,原子炉施設保安規定に定める運転上の制限を満足しない状態から復帰しました。
原因は調査中です。
なお,この事象による外部への放射能による影響はありません。

  1. 報道資料:島根原子力発電所2号機 第15回定期検査開始および運転上の制限の逸脱,復帰について(平成20年9月8日発表)[PDF:66KB]
  2. ホームページ:島根原子力発電所2号機第15回定期検査状況(No.1)(平成20年9月9日発表)

5.主要工程表

6.今週の予定

制御棒・中性子検出器取替作業を実施する予定です。

以上

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