当社は，本日，島根原子力発電所における防災訓練の実施結果（平成25年4月1日～9月19日実施分。総合訓練※1：1回，要素訓練※2：16回）を取りまとめ，原子力規制委員会に報告しましたのでお知らせします。

　この報告は，原子力災害対策特別措置法第13条の2第1項の規定に基づき，防災訓練の結果を原子力規制委員会に報告するものです。

　訓練に対する評価としては，総合訓練については，必要な対応が概ね円滑に実施でき，所要時間など設定した目標についても達成を確認しました。要素訓練については，定められた手順どおりに実施できることを確認しました。
また，前回報告（平成25年4月24日お知らせ済み）で抽出した課題への改善策の有効性を確認するとともに，災害対応の実効性をより高めるため，あわせて7件の課題を抽出しました。

　当社は引き続き，原子力災害の発生を未然に防止するための安全対策に鋭意取り組むとともに，抽出した課題に対する改善策を検討し，今後継続的に実施する訓練に反映させることで，原子力災害の発生および拡大の防止に万全を期してまいります。

※1 総合訓練
緊急時対策本部を設置し，島根原子力発電所原子力事業者防災業務計画に規定する複数の訓練を組み合わせて行う総合的な訓練。

※2 要素訓練
島根原子力発電所原子力事業者防災業務計画に規定する通報・連絡訓練や電源機能等喪失時対応訓練（高圧発電機車を用いた構内電源受電訓練や消防車による代替注水訓練他）等の個々の訓練。

以上