風力発電のしくみ・特徴
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風のエネルギーで発電機につながれた風車を回して発電する方式です。
現在は,プロペラ型の風車を使用する場合が主流で,風にあわせて向きを変え,風の強さが変わっても一定の速さで発電機が回るしくみになっています。
風車の形式
- 風車には,幅広い風速域で小型から大型まで広く使用されている「水平軸型」と,全風向型で風速以上の回転速度が得られるが風速域が狭い「垂直軸型」があります。
- 風力発電では,現在のところ最も効率よくエネルギーを取り出せる水平軸風車のプロペラ型が多く採用されています。
風力発電の特徴
- 風を利用するので燃料コストがかからず,製造・廃棄時を除き地球温暖化に影響するCO2や,大気汚染物質が排出される心配がない。
- 風向きや風速は,季節や時間により変わるので,発電量が不安定。
- 火力発電などと同等の大きな電力を得るには広大な面積が必要になる。
◇ 中国電力では山口県長門市に風力発電所(出力407.5kW)を設置していましたが,規模が小さく風力エネルギーを有効に活用できなかったため,中国電力グループで再開発(1,950kW×1基)を行い,2005年3月に運転開始しました。
(再開発後の風力発電所の発電事業は,中国電力グループで風力発電設備の建設,保守および運転に実績のある中電プラントが行っています。)
風力発電(山口県長門市)