
肥満症は、高血圧や糖尿病、脂質代謝異常、睡眠時無呼吸、心不全といった関連疾患する11の疾患を持つBMI25以上の肥満の状態を指します。
肥満症はこれらの疾患を難治性にしてしまい、心筋梗塞や脳梗塞と言った脳血管疾患を引き起こし生命予後を悪化させます。
肥満症の治療は適切な体重減少につきます。これまで様々な栄養運動指導や薬物治療が試みられましたが有効な手段が少なかったことも事実です。
近年、非常に有効な外科的治療や薬物治療が出現してきました。当院でも栄養指導、運動指導とともに薬物治療(2026年8月現在、セマグルチド、チルゼパチドの2治療薬)を行い肥満症治療を積極的に取り組んでおります。
毎日の内科外来にて肥満症治療に取り組んでおりますが、さらに一歩進めて、希望される患者様には初診時に時間をかけて治療についての説明や指導を行えるように毎週火曜日午後に肥満症診療の専門外来を設置し受診していただけるようにいたします。
薬物による肥満症治療については肥満症診療ガイドラインにおいて明確に適当基準を決められており、以下の4分類になります。
上記のうち1)~3)が肥満症診療外来の対象となります。
*上記4)につきましては当院肝臓内科外来にて対応しております。
当院で実際に施行した症例を簡単に紹介します。


1.肥満症の診断に必要な健康障害