Energia 中国電力株式会社 中電病院

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病院情報の公表

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

更新履歴

  • 2025/09/30 令和6年度病院指標 公開

令和6年度 中国電力株式会社中電病院 病院指標

病院指標

医療の質指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - - 70 108 184 244 289 612 693 348
  • 令和6年度(令和6年4月~令和7年3月)の退院患者数を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。(90歳以上は1つの階級としています)
    年齢分布傾向は前年度と大きくは変わらず70代以降の患者数が最も多くなっており、70歳以上の患者の割合は64%となっています。(前年度は61%)
    ※60歳以上の患者の割合は76%となっています。(前年度は73%)

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
050130xx9900x0 心不全 90 22.19 17.33 2.22 87.04  
0400802499x0xx 細菌性肺炎、気管支肺炎、急性肺炎 70 19.74 16.40 11.43 87.41  
060100xx01xxxx 大腸(結腸)ポリープ  直腸ポリープ(内視鏡的ポリープ切除術あり) 52 2.38 2.57 0.00 66.56  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 46 23.07 20.78 17.39 85.67  
110310xx99xxxx 急性腎盂腎炎、尿路感染症など 43 20.14 13.66 4.65 83.86  
  • 内科は循環器3名、消化器4名(肝臓1名含む)の医師が専門的分野で診断・治療を行っています。
  • 循環器疾患には、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、さまざまな病態の危険因子となる高血圧症、時に突然死さえ引き起こす不整脈、さらに心臓弁膜症、心筋症、うっ血性心不全、あるいは動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、肺梗塞、深部静脈血栓症などが含まれます。内科ではこれらの心臓血管疾患のほぼすべてに対応しているほか、心血管系に悪影響を及ぼす生活習慣病、すなわち糖尿病や高脂血症も含めて総合的に診療しています。
  • 消化管疾患の診療では、内視鏡検査の果たす役割が、近年ますます重要となっています。内科では経験豊富な検査スタッフと最新の内視鏡システムをそろえ、通常の食道・胃内視鏡、大腸内視鏡検査はもちろん、消化管出血の止血術、胃・食道静脈瘤硬化療法、早期癌などに対する内視鏡的切除術や胃瘻増設術などの内視鏡治療が可能です。
  • 内科では消化器・循環器・肝臓の専門分野はもちろん、急な発熱、胸痛、腹痛、めまいなど身近な急性症状にも対応して地域密着の医療を提供していきます。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060335xx0200xx 胆嚢炎等 37 7.14 7.05 0.00 64.32  
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 30 6.30 4.54 0.00 69.83  
060040xx99x6xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 20 3.50 4.59 0.00 67.60  
060102xx99xxxx 憩室炎 18 7.00 7.60 0.00 63.06  
06007xxx9904xx 膵臓癌(抗がん剤の治療あり) 17 9.65 5.84 0.00 75.35  
  • 外科では、癌診療を中心に救急・一般外科まで広く診療を行っています。個々の患者さまに最適な治療を提供できるよう心がけています。
  • 各専門分野の指導医、専門医を中心としたチームで治療にあたり、現時点における最高の医療を行うことを念頭においています。
    診療分野は次のとおりです。
  • 消化器外科・大腸肛門外科(食道がん、胃がん、結腸・直腸がん、肛門疾患、その他良性疾患)
  • 肝胆膵外科(肝臓がん、膵臓がん、胆道がん、胆石症・総胆管結石症など)
  • 呼吸器外科(肺がん、縦隔腫瘍、自然気胸など)
  • 乳腺甲状腺外科(乳がん、甲状腺がん、その他良性疾患)
  • がん化学療法(外来化学療法室を設置)
  • 胆のうの手術は開腹することなく、腹腔鏡という内視鏡でお腹の中を見ながら胆のうを摘出します。前年度より患者数が増え入院期間も短くなっています。
  • 当院ではがん治療の専門的知識をもつ医師と看護師スタッフにより治療と精神面など患者さまに寄り添った治療を行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 174 39.04 18.76 0.00 71.02  
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 30 47.40 25.29 23.33 83.67  
160690xx99xxxx 胸椎圧迫骨折 腰椎圧迫骨折 20 29.80 19.16 5.00 82.45  
071030xx99xx0x 人工股関節周囲骨折など 11 43.09 10.52 9.09 79.00  
160980xx99x0xx 骨盤骨折 腰椎多発骨折 恥骨骨折
腸骨骨折
- - 19.30 - -  
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、平均在院日数(全国)を除く患者数以下の項目に -(ハイフン)を記入しています)
(地域包括ケア病棟での、手術後のリハビリに係る入院日数を含んでいるため、平均在院日数(全国)より長くなっています)
  • 整形外科の特徴は、股関節の病気の診断や治療を専門とし、当地域における「ヒップ(股関節)センター」としての役割を担っていることです。また、股関節以外には、膝や肩などの関節の病気、脊椎や骨折など運動器疾患の治療も行っています。
  • 成人では、関節軟骨の変性に起因する変形性股関節症が圧倒的に多く、次いで大腿骨頭壊死症やリウマチ性股関節炎、あるいは転倒等による大腿骨頚部骨折などの治療を行っています。病気の進行度(病期)により治療法は多少異なりますが、変形性関節症や骨頭壊死症では、関節の破壊が軽度な初期には、関節の温存手術(自分の関節を残す)を第一の治療法としています。
  • 人工関節手術の増加に伴い人工関節の周囲で骨折を起こす患者さまも増加傾向にあります。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 86 2.12 2.72 0.00 43.15  
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 43 5.02 5.88 0.00 43.44  
12002xxx02xxxx 子宮の悪性腫瘍 20 2.65 2.92 0.00 41.50  
120060xx01xxxx 子宮筋腫(開腹による子宮筋腫摘出術、子宮全摘術あり) 16 10.19 9.20 0.00 44.31  
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 14 10.71 7.74 0.00 74.14  
  • 婦人科検査(子宮頸がん及び子宮体がん検診、超音波検査による卵巣検査)、子宮内膜症、子宮筋腫、骨盤臓器脱、性感染症(STD)、月経管理、更年期障害などを中心に一般婦人科診療を行っており、良性の婦人科疾患を中心に治療を行っています。また、手術は、良性疾患(子宮筋腫や卵巣のう腫など)を主に対象としています。令和2年度からは日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医の資格を有する医師も在籍し、開腹手術だけでなく、体に負担の少ない腹腔鏡下手術も積極的に行っています。
  • 婦人科手術は、体に対して低侵襲な内鏡視下手術(腹腔鏡下手術/子宮鏡下手術)に重点を置いています。可能な限り開腹をしないで、内視鏡下で手術を行います。
  • 婦人科悪性腫瘍(子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんなど)については 早期発見に努めております。十分な説明を行い、患者様が納得の上での治療が重要だと考えております。高次施設・専門施設との連携を図り、病変の程度・進行具合によっては他施設を紹介する場合もあります。  
  • 腹腔鏡手術による子宮筋腫の患者数が最も多く、開腹手術(上位4位)と比較すると平均在院日数は短くなっております。
  • 平成31(2019)年4月以降、分娩の受入は行っていません。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
030428xxxxx0xx 突発性難聴 - - 8.21 - -  
030270xxxxxxxx 上気道炎 - - 4.71 - -  
030150xx97xxxx 副鼻腔炎など(副鼻腔手術あり) - - 6.68 - -  
160580xxxxx00x 打撲傷 - - 7.70 - -  
030400xx99xxxx めまい - - 4.67 - -  
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、平均在院日数(全国)を除く患者数以下の項目に-(ハイフン)を記入しています)
  • 耳鼻咽喉科では、慢性副鼻腔炎(いわゆる、ちくのう症や鼻茸、ポリープ)に対して、内視鏡を用いた副鼻腔手術を多く手がけています。副鼻腔に問題がある場合、その手前の鼻腔の形態も整えて空気の流れを良くして、鼻腔と副鼻腔との間の換気障害を改善しなければ術後の長期の安定性は保てないと考えています。そのため、副鼻腔に対する手術に加えて、鼻中隔彎曲症やアレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎による下甲介粘膜の腫れに対する鼻腔内形態の矯正手術も併せて行い、換気を回復させることで良好な成績を上げています。
  • 副鼻腔炎の特殊型の好酸球性副鼻腔炎については、手術難易度が高度であること+原因となる重度のアレルギー体質の改善は手術では達成できないこと+長年にわたる経過観察が必要であるから、連携機関の高次医療機関へ治療を依頼する場合もあります。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
080190xxxxxxxx 脱毛症 - - 3.29 - -  
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 9.33 - -  
080010xxxx0xxx 蜂巣炎(蜂窩織炎) - - 12.98 - -  
161000x199x0xx 熱傷など - - 12.30 - -  
080006xx01x0xx ボーエン病など(悪性腫瘍切除術など) - - 6.92 - -  
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、平均在院日数(全国)を除く患者数以下の項目に-(ハイフン)を記入しています)
  • 皮膚科では、アトピー性皮膚炎、湿疹、じんましん、中毒疹、薬疹、みずむし、にきび、おでき、とびひ、皮膚のできもの(皮膚腫瘍)などの治療・手術を行っています。
  • さらに、レーザー外来として、赤あざ(血管腫)をはじめ、自由診療(保険適用外)にて年齢によるしみ(老人性色素斑)およびにきび等のレーザー治療・レーザー脱毛を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 71 3.85 5.16 0.00 59.23  
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患 38 2.37 3.53 0.00 36.13  
110080xx991xxx 前立腺癌(疑い)(前立腺生検あり) 33 2.00 2.45 0.00 71.18  
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 27 6.33 6.81 0.00 75.81  
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患(ステント留置術など) 12 5.83 7.30 0.00 71.75  
  • 泌尿器科の取り扱う疾患は尿路性器腫瘍(副腎・腎・膀胱・前立腺・精巣・後腹膜腫瘍など)、尿路感染症(腎盂腎炎・膀胱炎・前立腺炎・精巣上体炎・尿道炎など)、尿路結石症(腎結石・尿管結石・膀胱結石など)や尿失禁、神経因性膀胱、男性性機能不全など尿路性器にかかわるもの全般です。
  • 尿路性器腫瘍の治療は腫瘍の種類・進行度に合わせて、手術・薬・放射線・免疫療法などを組み合わせて行っていますが、腹腔鏡下での腎摘出術や内視鏡での膀胱腫瘍切除術など患者さまのQOLを考慮し侵襲の少ない治療を心がけています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 8
大腸癌 10 - 22 45 - 34 2 9
乳癌 10 - - - - 11 1 8
肺癌       -     1 8
肝癌 -   - - - - 1 8

※1:UICC TNM分類、2:癌取扱い規約

(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、該当する項目に -(ハイフン)を記入しています)
  • 5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者について、初発および再発に分けて集計しています。
  • 再発は、手術など治療が完了した後に、同じ癌が再発・再燃、新たに遠隔転移が発覚したものをいいます。抗がん剤治療などで入退院を繰り返している回数が集計されています。
  • 初発については、病期(ステージ)Ⅰ期からⅣ期までの患者を対象とし、0期の患者は対象に含まれていません。
  • 病期(ステージ)の判定には、(※)UICC病期分類を使用しています。
    ※UICC(国際対がん連合)で定められた癌の分類方法で、癌の進行度を判定する基準として国際的に活用されています。
    (1)原発腫瘍の大きさ(T)、(2)所属リンパ節転移の広がり(N)、(3)離れた部位への転移の有無(M)の3つの要素によって、各癌をⅠ期(早期)からⅣ期(末期)までの4病期(ステージ)に分類するものです。
  • 患者数としては、大腸癌が最も多く、次に胃癌、乳癌となっています。
  • 当院では、手術・抗がん剤治療等、患者さまに合わせた治療法を選択し治療を行っております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症 74 17.55 82.72
重症 10 23.80 86.40
超重症
不明      
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に-(ハイフン)を記入しています)
  • 成人(20歳以上)の肺炎患者について重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
  • 重症度は、(※)市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)により分類しています。
    ※市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症した肺炎です。
  • 当院では中等症の割合が最も多く占めています。
    中等症とは、①男性≧70歳・女性≧75歳、②BUN≧21または脱水(+)、③酸素飽和度≦90%、④意識障害(肺炎に由来する)、⑤sBP≦90mmHgのうち、1つ又は2つ該当する方を指します。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内
その他
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に-(ハイフン)を記入しています)
  • 脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。
  • 当院では、脳神経外科、脳神経内科の標榜はありませんので、上記、すべての病型において10未満となっています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 46 0.37 1.15 0.00 67.35  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 16 21.06 33.00 45.00 85.31  
K6154 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) その他のもの 14 3.29 18.79 7.14 83.64  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 13 0.69 11.69 0.00 77.23  
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性
腫瘍胃粘膜下層剥離術
10 1.00 8.40 0.00 74.80  
  • (患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に-(ハイフン)を記入しています)
  • 内科の上位1・2位の術式である「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術」・「中心静脈注射用カテーテル」は内科の主要手術を占めています。
  • 内科では経験豊富な検査スタッフと最新の内視鏡システムをそろえ、通常の食道・胃内視鏡、大腸内視鏡検査はもちろん、消化管出血の止血術、胃・食道静脈瘤硬化療法、早期癌などに対する内視鏡的切除術や胃瘻増設術などの内視鏡治療が可能です。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 40 1.55 4.42 0.00 64.33  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 20 1.05 4.15 0.00 68.10  
K6113 持続注入用植込型カテーテル設置 18 0.61 9.72 0.00 76.28  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 16 0.12 3.62 0.00 43.12  
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの 15 0.33 12.47 0.00 66.07  
  • 外科の上位1~3位の術式は前年度と概ね同様です。上位1位の術式である「腹腔鏡下胆嚢摘出術」は、主要手術全体の36 %と多くなっており、上位2位の術式である「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」が19%を占めています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0821 人工関節置換術 186 2.30 37.58 0.00 71.41  
K0461 骨折観血的手術 23 5.61 46.22 16.67 80.65  
K0811 人工骨頭挿入術 12 5.92 35.42 25.00 83.42  
K083 鋼線等による直達牽引 - - - - -  
K110-2 第一足指外反症矯正手術 - - - - -  
  • (患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に -(ハイフン)を記入しています)
  • 整形外科の上位1位から5位までの術式名称の構成は前年度と概ね同様です。最も多い術式である「人工関節置換術 肩、股、膝」は整形外科の主要手術全体の84%(前年度は82%)を占めています。また、平均年齢が70歳を超えており高齢な患者に起きていることがわかります。
  • 変形が高度に進行している変形性関節症や、骨頭変形の著しい骨頭壊死症、あるいはリウマチ性股関節炎や大腿骨頚部骨折などでは、疼痛・日常生活の改善のため人工股関節手術(人工骨頭を含む)を選択します。当院では低侵襲手術、いわゆるMIS(Minimal Invasive Surgery)は導入していません。
  • 高齢者では関節軟骨の変性による変形性関節症が多く、保存的治療で改善しない場合は、人工膝関節手術で対処しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K872-31 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術(電解質溶液利用のもの) 81 0.09 1.02 0.00 42.64  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 26 1.00 4.42 0.00 43.69  
K867 子宮頚部切除術 20 0.05 1.60 0.00 41.50  
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 20 1.00 4.75 0.00 48.25  
K8731 子宮鏡下子宮筋腫摘出術(電解質溶液利用のもの) 20 0.35 1.40 0.00 44.25  
  • (患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に -(ハイフン)を記入しています)
  • 産婦人科の上位術式名称の構成は前年度と概ね同様です。上位1位の術式である「子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術(電解質溶液利用のもの)」は産婦人科の主要手術全体の48%(前年度は37%)を占めています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K3932 喉頭腫瘍摘出術 直達鏡によるもの  
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(複数洞副鼻腔手術)  
K368 扁桃周囲膿瘍切開術  
- -  
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に -(ハイフン)を記入しています)
  • 耳鼻咽喉科の上位の術式構成は前年度と概ね同様ですが、上位すべての術式の患者数が10未満となっています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除  
- -  
- -  
- -  
- -  
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に -(ハイフン)を記入しています)
  • 令和6年度に皮膚科で実施した手術は主に皮膚、皮下腫瘍摘出術をおこなっておりますが、患者数は10未満となっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K7811 経尿道的尿路結石切除術 レーザーによるもの 69 0.41 2.45 0.00 59.28  
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 30 1.23 4.27 0.00 74.57  
K834-2 腹腔鏡下内精巣静脈結紮術 28 0.04 1.00 0.00 31.64  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 21 0.57 4.43 0.00 66.81  
K783-3 経尿道的尿管ステント抜去術 - - - - -  
(患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、患者数以下の項目に -(ハイフン)を記入しています)
  • 泌尿器科の上位1位から3位までの術式構成は前年度と変動はありませんが、上位1位の術式となった「経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの」は、泌尿器科の主要手術全体の47%(前年度は22%)を占めています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 46 1.80
異なる - -
(症例数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、症例数以下の項目に-(ハイフン)を記入しています)
  • 播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・術後の合併症の治療を行った患者について、入院中に最も医療資源を投入して治療した傷病名と入院の契機となった傷病名が同じか異なるかを区別して症例数を集計しています。
  • 「同一」は、該当する病名の診療目的で入院した症例を集計しています。
  • 「異なる」は、ある病気の診療目的で入院したが、入院中に該当する病名の治療が必要となった症例を集計しています。
  • なお、「手術・処置等の合併症」は、人工股関節術後の股関節脱臼や術後の消化管狭窄症等の状態をいいます。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
512 461 90.04%
  • 期間中に肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法のいずれか、または2つ以上)が実施された症例の割合を集計しています。

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子))
血液培養2セット実施率
- - -

(分子が10未満の場合は、集計方法の定めにより、全ての項目に-(ハイフン)を記入しています)

  • 広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
186 152 81.72%
  • 不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。

転倒・転落発生率

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退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
38,944 88 2.26%
  • 入院患者の延べ人数に対する、期間中に発生した転倒・転落の件数の割合です。全入院患者を対象とします。

※転倒・転落:病院内で発生した一切の転倒・転落をいいます。転倒・転落の原因としては、患者の健康障害(歩行障害など)、治療に伴うもの(画像検査に際しての檀上からの転落など)、環境(滑りやすい廊下など)等があります。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

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退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -

(分子が10未満の場合は、集計方法の定めにより、全ての項目にー(ハイフン)を記入しています。「ー(ハイフン)」は10件未満(小さい値)であり、良好な結果です。」)

  • 期間中の入院患者の延べ人数に対する、期間中に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数の割合です。全入院患者を対象とします。

※インシデント・アクシデント影響度分類レベル3b以上とは、転倒・転落によって患者が損傷を受け、何らかの治療や処置が必要となった事例です。

  • レベル3bは、濃厚な処置や治療を要したもの。(バイタルサインの高度変化、人工呼吸器の装着、手術、入院日数の延長、外来患者の入院、骨折)
  • レベル4aは、永続的な障害や後遺症が残ったが、有意な機能障害や美容上の問題は伴わないもの。
  • レベル4bは、永続的な障害や後遺症が残り、有意な機能障害や美容上の問題を伴うもの。
  • レベル5は、死亡(原疾患の自然経過によるものを除く)した事例を指します。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

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全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
624 623 99.84%
  • 手術室で行った手術件数に対する、手術のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数の割合です。
  • 手術開始前1時間以内予防的抗菌薬投与率とは、現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

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退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)

褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)

d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
- - -

(分子が10未満の場合は、集計方法の定めにより、全ての項目にー(ハイフン)を記入しています。「-(ハイフン)」は、10件未満(小さい値)であり、良好な結果です。」)

  • 入院患者の延べ人数に対する、期間中に発生した(d2《真皮までの損傷》以上の褥瘡)の新規発生患者数の割合です。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

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65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
1,696 640 37.74%
  • 65歳以上の退院患者数に対する、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数の割合です。早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮、予後改善につながります。

身体的拘束の実施率

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退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の緩和
(分子)
身体的拘束の実施率
38,944 165 0.42%
  • 入院患者の延べ人数に対する、身体拘束を実施した患者延べ数の割合です。身体的拘束とは、抑制帯等、患者の身体又は衣服に触れる何らかの用具を使用して、一時的に当該患者の身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限を指します。