(082)541-4012(開院日の8時30分~17時)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午前 | 1診 | 正路 | 大谷 | 芥川 | 内藤 | 大谷 |
2診 | 内藤 | 内藤 | 正路 | 大谷 | 芥川 | |
3診 | - | 芥川 10:30~[予約制] |
- | - | 正路 ※第1、第3 10:30~ ※第2 休診 |
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午後 | 1診 | (手術) | (手術) | 芥川 | (手術) | 芥川 |
2診 | 大谷 | 担当医 | 内藤 |
※各診療日担当医師につきましては、都合により代診・休診とさせていただく場合がありますのでご了承ください。
ふりがな 氏 名 |
役職 | 専門領域 | 資格 |
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部長 | 婦人科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医 母体保護法指定医 日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本医師会認定産業医 |
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副部長 | 産婦人科一般 | 日本産婦人科学会産婦人科専門医・指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本生殖医学会生殖医専門医 日本産婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医 |
担当部長 | 産婦人科一般 婦人科内視鏡手術 |
日本産科婦人科学会専門医 日本産婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医 臨床研修指導医 母体保護法指定医 da Vinci Certificate 日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医 オフィス子宮鏡手術認定医 |
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非常勤 | 産婦人科一般 周産期 臨床遺伝 |
日本産科婦人科学会専門医 臨床遺伝専門医 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法スキルアップコース修了 |
当科では,産科婦人科専門医の資格を持った医師3名が診療しています。患者様の安全・安心を確保するため,日本産婦人科診療ガイドラインに準じた標準治療・管理を行なっています。
私たちは,患者様が納得いく治療を選択して頂くために,患者様一人一人に寄り添い,わかりやすい説明やアドバイスをするよう心がけています。
妊娠初期(妊娠の確認,胎児心拍の確認,母子手帳説明,流産・異所性妊娠の治療など)の診療は行っております。
2019年度より分娩の受け入れを休止しているため,正常妊娠を確認後は,近隣の分娩取り扱い施設へご紹介させていただいています。
産科婦人科専門医の資格を持った医師3名が診療しています。それぞれが経験豊富で専門性を持ったベテラン医師(婦人科腫瘍専門医・女性ヘルスケア暫定指導医・産科婦人科内視鏡学会技術認定医・臨床遺伝専門医など)であり、皆が協力しチーム医療に当たっております。
2020年からは日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医の資格を有する医師も在籍し、体に負担の少ない腹腔鏡手術にも積極的に取り組んでいます。
また、女性泌尿器科領域にも力を入れ、泌尿器科とも連携し診療に当たっています。
女性ヘルスケアの視点を持ちながら、高度で心のこもった医療を目指しています。
婦人科検査(子宮頸がん及び子宮体がん検診,超音波検査による卵巣検査),子宮内膜症,子宮筋腫,骨盤臓器脱,性感染症(STD),月経管理,更年期障害などを中心に一般婦人科診療を行っており,良性の婦人科疾患を中心に治療を行っております。
また,手術は,良性疾患(子宮筋腫や卵巣のう腫など)を主に対象としています。開腹手術だけでなく,体に負担の少ない腹腔鏡下手術も積極的に行っています。
なお,悪性疾患(子宮頸がん,子宮体がん,卵巣がんなど)と診断された場合には,専門施設に紹介させていただく場合があります。
子宮癌(子宮頸がん・子宮体がん),子宮筋腫,卵巣腫瘍,
子宮内膜症,月経困難症,月経不順,月経異常,腟外陰炎,
骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤),卵巣機能不全,不妊症,性感染症(STD),
更年期障害,経口避妊薬,子宮付属器炎,悪性腫瘍の一部など
1.子宮筋腫
生活に支障をきたす症状(重度の貧血,月経痛,圧迫感など)がなければ,原則的には対症療法・保存療法にて経過を見ます。
症状が強い場合,手術希望がある場合は手術療法を行います。手術法には,開腹手術, 腟式手術,腹腔鏡下手術,子宮鏡下手術があり,可能な限り体の負担が少ない内視鏡による手術を選択するよう心がけています。
子宮の温存希望がある場合は,筋腫核出術(筋腫をくり抜く)も可能です。子宮内腔へ飛び出した筋腫(粘膜下筋腫)は経腟的に子宮鏡下に切除も可能な場合があります。
2.子宮内膜症
月経困難症や不妊症の原因にもなります。症状や所見に応じて適切な検査・治療を行っていきます。生活の質の向上,将来的な妊娠の可能性(妊孕性)も十分考慮した上で,患者様一人一人に合った最善の治療方針を検討していきます。
3.卵巣のう腫
原則的に腹腔鏡下での手術とします。卵巣機能を温存したい場合はのう腫部分のみをくり抜く嚢腫摘出術も可能です。サイズがかなり大きい場合,あるいは悪性の可能性がある場合は開腹手術を行います。
4.女性下部尿路機能障害,骨盤臓器脱
・骨盤臓器脱について [PDF:573KB]
女性が頻尿や失禁,陰部の不快感などで悩まれるケースは少なくありません。実際,50歳以上の2人に1人は何らかのトラブル
を抱えているといわれています。
その原因の一つとして閉経後のホルモン低下,骨盤臓器脱などが挙げられます。生活に支障がある場合は治療が必要であり,
①理学療法・行動療法 (骨盤底筋トレーニング・生活指導など),②薬物療法(向自律神経薬・ホルモン療法・漢方薬など),
③手術療法(膣式手術・腹腔鏡手術),④非観血的整復(骨盤臓器脱の場合,リングを膣内に入れる治療のこと) などを行います。
手術だけでなく,一人ひとりに適したオーダーメイド治療を模索し,生活の質を向上させるお手伝いを致します。
女性泌尿器科領域は産婦人科と泌尿器科の境界部分の領域と言われますが,当院では当科と泌尿器科が連携して診療にあたり,
患者様にとって最善の選択肢が得られようサポートさせていただいていることが特徴です。
2024年5月からは「女性泌尿器科外来」を開設いたしましたので、お気軽に受診ください。
詳細はこちら⇒「女性泌尿器科外来の開設について」[PDF:4,291KB]
5.性感染症
性病・性感染症(STD: Sexually Transmitted Diseases)とは,性行為により感染する病気のことです。クラミジアや淋菌,梅毒など,近年10代~20代の女性に急増しており,病気が進行すると不妊の原因となってしまうものもあります。また,妊娠中の性感染症は,流産や出産時の胎児への感染も招く恐れがあります。
早期発見し,適切に治療すれば治りますので,かゆみやおりものの異常,できものや腫れ,下腹部痛など,不安に思うことや気になる症状がある場合には,ご相談ください。
6.更年期障害
更年期障害は,加齢による卵巣機能低下により引き起こされる,身体的・精神的な不調の総称です。ほてり・情緒不安定・肩こり・イライラ・めまい・冷え・不眠など症状は多岐に渡ります。
また,出現する症状の数や程度には個人差があり,症状の持続期間も人それぞれですので,ひとりひとりに合わせた治療が必要です。
今までは症状に対して我慢して過ごされる方が多かったですが,症状に適した治療を行うことで症状が和らぎ,生活の質を改善することができます。より良い人生を送っていただくためにも,一人で悩み苦しむのではなく,ぜひご来院・ご相談ください。
7.月経の異常・不妊症
月経がばらばら,いつ来るかわからない・月経時の出血量が多い気がする・月経痛がつらい・何度も流産している・もしかしたら不妊症なのではないかなど,月経の不調や不妊症に関しては,周囲にも相談しづらく,考えただけで大きな不安をお持ちになることと思います。
当院では,月経不順,月経困難症,過多月経など月経異常に対しても診断・治療を行っています。また,不妊症に関しては,当科でできる検査(血液検査・子宮卵管造影・腹腔鏡手術による腹腔内精査と治療)を実施しています。体外受精など高度専門治療が必要な場合は専門施設へご紹介させて頂きます。
ライフプランをたてるためにも,まずはご自身の健康状態を知ることが大切です。どんな些細なことでも産婦人科医にご相談ください。
8.人工妊娠中絶