一連の不適切事案に係る再発防止策の実施状況について
-
中国電力株式会社
一連の不適切事案に係る再発防止策の実施状況について
当社は、コンプライアンス推進に対する意識を高めるため、毎年11月を「コンプライアンス強調月間」に定め、様々な取り組みを行っています。
本年は、一連の不適切事案を踏まえ、取り組みの充実・強化を図っており、あらためて役員および社員一人ひとりが強い意志を持ってコンプライアンス最優先の業務運営に取り組むため、研修や職場単位での話し合い等を実施しました。
当社としては、引き続き、法令の遵守と再発防止策の着実な実施に努めてまいります。
【2023年度コンプライアンス強調月間の主な実施内容】
- 役員による事業所訪問
一連の不適切事案を社員により深く理解してもらうため、役員が全事業所を訪問し、現在の取り組み状況等を説明するとともに、社員との意見交換を行いました。(53事業所)
- コンプライアンス意識の浸透に向けた研修
電気事業法上の行為規制について、個人学習を通じて理解を深めるとともに、各職場で、問題点の確認や留意点等についての話し合いを行いました。
- 一連の不適切事案の背景にある心理面・行動面の課題に関する職場での話し合い
過去の事案を含め、一連の不適切事案の背景と考えられる事項を踏まえ、各職場で「同じような行動をとっていないか、同じような発想を持っていないか」等について話し合いを行いました。
また、景品表示法に基づく措置命令の受領(2023年8月30日お知らせ済み)を踏まえ、新たに再発防止策を策定し、消費者庁に報告しました(2023年11月14日)。
【主な再発防止策】
- 景品表示法に関するチェック機能の強化(本年9月)
社内で「表示等管理細則」を新たに制定し、ホームページ等における表示に関する管理体制をあらためて明確化するとともに、表示の新規作成時の審査や表示後の事後点検について規定しました。
- 「お客さまの声」を活用する仕組みの再構築(本年9月)
経営層を含む多様な視点で「お客さまの声」をチェックするとともに、それを全ての社員へ確実に届け、業務に活用していく仕組みを再構築しました。
これまでの取り組み一覧ついては、こちらをご参照ください。
https://www.energia.co.jp/assets/info/2023/info20231225-1a.pdf
再発防止策の実施状況については、今後も、当社ホームページで定期的にお知らせします。
以上