2007年度決算会社説明会 主なご質問

主なご質問

「2007年度決算会社説明会」の主要QA

Q.  今後の業績に大きな影響を与える要因にはどのようなものがあるか。

A.  燃料価格の高騰により原料費が上昇する一方で,燃料費調整による電気料金への価格転嫁が半年遅れていることが,最近の主な収支圧迫要因である。これに加えて,今後も燃料価格の高騰が続き,平均燃料価格が上限(基準燃料価格の1.5倍)を突破する局面になると ,それ以上の燃料費調整ができないため,今後の業績に影響を与える要因になり得る。

Q.  水島2号タンクを増設し,LNG販売を今後拡大する計画であるが,最近の価格高騰がLNG供給事業に与える影響は。

A.  LNG販売にあたっては,石油に対するコスト競争力が大きく影響する。最近の燃料価格高騰を勘案しても,石油 に対する価格優位性は今後も十分保てるものと想定している。また,環境面からの要請もLNGの販売を後押しするものと考えられる。全体として,LNG供給事業を巡る環境に大きな変化はないものと認識している。

Q.  石炭価格は高騰しているが,主力の石炭火力に対するスタンスの変化はあるか。

A.  石炭価格は高騰しているが,依然として石油火力に対するコスト競争力は維持されている。コストの安い石炭火力を最大限活用するため,定期検査の期間を短くするなど,石炭火力の利用率を向上するための取組みを今後も行っていく。