3号機:審査の申請概要,主要な論点,審査会合の進め方について

2018年9月4日(火)新規制基準適合性に係る審査(1回目)(第620回審査会合)

【島根原子力発電所3号機に係る申請の概要について】
  島根原子力発電所3号機の申請の概要(設計基準対応※1,重大事故等対策※2,重大事故等対策の有効性評価※3等)について説明をしました。
  原子力規制委員会からは,これまでに2号機の審査で得られた内容について,3号機の申請書に反映することや,チャンネルボックスの厚肉化に伴う炉心設計の解析に使用する解析コードの妥当性等について,説明するようコメントがありました。
  今後,コメントを踏まえて対応してまいります。

※1  設計基準対応:耐震・耐津波,自然現象(火山,竜巻等)に対する考慮,火災,内部溢水(いっすい)に対する考慮,電源の信頼性等

※2  重大事故等対策:炉心損傷防止対策,格納容器破損防止対策,放射性物質の拡散抑制対策,水・電気供給機能,緊急時対策所機能等

※3  有効性評価:実施されている重大事故等対策が有効に機能するかの評価

用語解説

・内部溢水… 発電所の建物等に設置される機器・配管の破損による漏水や消火設備の作動による放水などによって建物内にあふれ出る水。

提出資料

原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。