3号機:敷地及び敷地周辺の地下構造
- HOME
- エネルギー・環境
- 原子力発電
- 島根原子力発電所
- 新規制基準適合性審査の状況
- 各審査項目の実施状況
- 3号機:敷地及び敷地周辺の地下構造
活断層などの震源で発生した地震動は、地下深くの非常に硬い地層を伝わって原子力発電所の敷地深部に到達し、この揺れは敷地深部から地表面に伝わります。その敷地深部から地表までの地盤性状を地下構造といい、原子力発電所の地震動に大きく影響を与えます。
このため、新規制基準では、発電所敷地の地下構造を詳細に調査し、地震波の伝わり方を把握したうえで、敷地の地震動評価を行うことが求められています。
敷地及び敷地周辺の地下構造に関する審査状況は以下のとおりです。
2025年10月31日(金)新規制基準適合性に係る審査(21回目)(第1366回審査会合)
【島根原子力発電所3号炉 設計基準への適合性について】
島根3号炉に関し、基準地震動および基礎地盤・斜面の安定性について説明しました。
基準地震動※について、2号炉設置変更許可以降の知見を収集分析した結果、3号炉の基準地震動への反映が必要となる知見がないことを説明しました。原子力規制委員会からは、今回の説明内容について、指摘事項はなく、おおむね妥当な検討がなされていると評価されました。
基礎地盤・斜面の安定性について、評価対象とする代表施設の選定根拠を明確にするため、タービン建物基礎地盤の安定性評価を追加すること等の指摘がありました。
今後指摘事項を踏まえ対応していきます。
※「敷地及び敷地周辺の地下構造」、「震源を特定して策定する地震動」、「震源を特定せず策定する地震動」の内容を含む
審査概要
原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。




