3号機:誤操作防止,安全避難通路,安全保護回路
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新規制基準では、運転員の誤操作防止対策や、万一の事故発生時に適切な措置がとれるよう、避難通路の確保の考え方などが明確化され、
(1)運転員の誤操作防止のために操作や識別のしやすいものであること
(2)電源が喪失した場合でも適切な措置が行えるよう、避難通路に加え事故対応用の照明を確保すること
(3)原子炉を安全に停止する機能を持つ回路に不正アクセスされない対策を講じること
が新たに追加されました。
誤操作防止、安全避難通路、安全保護回路に関する審査状況は以下のとおりです。
2025年8月28日(木)新規制基準適合性に係る審査(18回目)(第1354回審査会合)
【島根原子力発電所3号炉 有効性評価について】
運転中の原子炉における事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち、雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧・過温破損)および水素燃焼のシナリオについて格納容器破損防止対策が有効に機能することを説明しました。
また、安全保護回路※に関する考え方などについて説明しました。
原子力規制委員会からは、指摘事項はありませんでした。
※原子炉緊急停止系を自動的に作動させる信号を発する原子炉緊急停止系作動回路と、工学的安全施設を作動させる信号を発する工学的安全施設作動回路で構成している。
審査概要
原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。




