3号機:解析コード

重大事故等対策の有効性を確認するため,解析コードを用いて原子炉圧力容器や原子炉格納容器内で起きる物理現象の挙動を解析しています。
  新規制基準では,解析コードが事故事象を評価するのに妥当であるかを確認するよう求められています。

用語解説

※解析コード : 原子炉等をモデル化し,計算機を用いて圧力・温度等の評価項目の挙動を解析する手段。
沸騰水型原子炉の有効性評価解析では6つの解析コード(SAFER,CHASTE,REDY,SCAT,MAAP,APEX)のうち,各プラントに最適なコードを選択することとしており,島根原子力発電所2号機においてはCHASTE以外の5つの解析コードを使用しています。

解析コードに関する審査状況は以下のとおりです。

2025年8月7日(木)新規制基準適合性に係る審査(17回目)(第1351回審査会合)

【島根原子力発電所3号炉 設計基準への適合性および重大事故等対策について】
島根3号炉に関し、以下の点について説明しました。

  • 火山影響評価
  • 人の不法な侵入等の防止
  • 原子炉冷却材圧力バウンダリ
  • 有効性評価
  • 審査スケジュール

原子力規制委員会からは、火山影響評価について、記載の適正化に関するコメントがありました。
今後、コメントを踏まえて対応してまいります。

審査概要

原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。