3号機:水素爆発防止対策
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福島第一原子力発電所の事故では,原子炉を冷やす機能が失われたことにより,水素が発生しました。その水素が原子炉建物内に漏えいし,水素爆発を引き起こしたことから,放射性物質が大量に外部へ漏えいしました。
これを踏まえ,新規制基準では,原子炉建物や原子炉格納容器といった施設が,水素爆発によって損傷し,放射性物質が漏えいすることを防ぐために必要な設備を設けることが求められています。
水素爆発防止対策に関する審査状況は,以下のとおりです。
2025年10月16日(木)新規制基準適合性に係る審査(20回目)(第1364回審査会合)
【島根原子力発電所3号炉 設計基準への適合性および重大事故等対策について】
島根3号炉に関し、以下の点について説明しました。
- 竜巻による影響評価
- 内部火災
- 有効性評価
- 格納容器フィルタベント系
- 残留熱代替除去系(循環冷却モード)
- 水素爆発による原子炉建物等の損傷を防止するための設備
- 審査スケジュール
原子力規制委員会から、指摘事項はありませんでした。
審査概要
原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。




