第16回 自治体説明会

《開催日》2015年12月22日(火)15時30分~16時35分
《出席者》島根県,松江市,安来市,雲南市,鳥取県,境港市

  前回の説明会(2015年9月3日)以降に開催された4回の審査会合の概要についてご説明しました。


<重大事故等対策の有効性評価に係るシビアアクシデント解析コードについて(審査会合における指摘事項の回答)>

○ご説明資料
島根原子力発電所2号機 解析コードについて(審査会合における指摘事項の回答)  [PDF:221KB]


○主なご説明内容
これまでの審査会合における主な指摘事項への回答について説明。

○自治体からの主なご質問

・実機への適用性の観点から,例えば格納容器の圧力・温度上昇シーケンスにおいて低圧代替注水系や大量送水車を使用して対応するとされているが,大量送水車の吐出圧力はあまり高くないが,格納容器圧力が高い時にも注水は可能なのか。

→格納容器との圧力差を考慮した注水量で評価している。格納容器圧力が高くなると注水量が下がってくるが,必要な注水量が確保できると評価している。

・現在,柏崎刈羽原子力発電所の集中審査が行われている中,解析コードについては各社同時に審査会合が開催され,審査が進んでいる。その他のテーマについては,中国電力では柏崎刈羽のヒアリングに同席し,追従を図っていると聞いているが,直近の状況はどうか。

→全てのテーマにおいて大体の論点は確認できた状況である。当社の資料については,近いうちに審査があってもすぐに対応できるように準備を進めている。

<敷地周辺陸域の活断層評価(コメント回答,宍道断層)について>

○ご説明資料
島根原子力発電所 敷地周辺陸域の活断層評価(コメント回答)
・ 1/2  [PDF:12,914KB]
・ 2/2  [PDF:13,308KB]

島根原子力発電所 敷地周辺陸域の活断層評価(宍道断層)
・ 1/2  [PDF:16,857KB]
・ 2/2  [PDF:15,696KB]


<敷地周辺海域の活断層評価(国交省調査報告書を踏まえた活断層評価)について>

○ご説明資料
島根原子力発電所 敷地周辺海域の活断層評価
  (「日本海における大規模地震に関する調査検討会報告書」を踏まえた活断層評価)
・ 1/2  [PDF:6,112KB]
・ 2/2  [PDF:7,389KB]


<島根原子力発電所 敷地周辺陸域の活断層評価(コメント回答),島根原子力発電所 敷地周辺陸域の活断層評価(宍道断層 西端の評価)について>

○ご説明資料
島根原子力発電所 敷地周辺陸域の活断層評価(コメント回答)
・ 1/2  [PDF:20,534KB]
・ 2/2  [PDF:14,229KB]

島根原子力発電所 敷地周辺陸域の活断層評価(宍道断層 西端の評価)
・ 1/2  [PDF:19,561KB]
・ 2/2  [PDF:16,413KB]

○主なご説明内容(上記の活断層評価を一括説明)
これまでの審査会合における主な指摘事項への回答について説明。

○自治体からの主なご質問(上記の活断層評価を一括質疑)
・宍道断層西端の検討状況および原子力規制委員会への報告時期はどうか。

→追加調査で得たデータを見ながら今後の対応方針を検討している段階であり,報告時期は未定である。

・潜水調査の精度に係る指摘について詳しく教えて欲しい。

→男島の北側の溝地形については,岩の柔らかいところが削れた組織地形と評価している。評価にあたっては,潜水調査で試料採取しているが,音波探査や陸上のスケッチに比べて精度が低いと指摘されている。

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