標準的な調達手続き

標準的な調達手続きは、次のとおりです。

1.見積依頼先の選定

当社契約箇所は、資機材を必要とする箇所または工事箇所から調達請求を受けた場合、原則として、登録取引先から見積依頼先を選定します。

2.見積依頼

原則、複数の見積依頼先による競争見積を行っています。ただし、技術・特許・生産設備能力・既設設備との整合性などの理由により、特定の取引先に特命して見積依頼を行う場合があります。

3.見積書の提出

見積書は、必ず提出期限までに提出してください。

見積書は、指定した仕様やその他に要求する見積条件を満足している場合に有効となります。

また、指定した仕様とは異なる代替的な仕様に基づく見積書が提出された場合には、その仕様が要求する機能・性能を満足する内容であると認められる場合に有効とみなします。

4.契約予定者の選定と価格交渉

原則、最低の見積総金額を提示された取引先を契約予定者として、価格査定のうえ交渉を行い、合意後、契約先として決定します。

よって、提出いただいた見積額にて契約を行うことにならない場合があります。

5.契約の締結

契約は、原則、当社契約約款によることとしますが、必要に応じて、契約予定先と合意した内容にしたがって契約書を作成する場合があります。

6.物品の納入・引取検査/工事目的物の検査・引渡

納入された物品または工事目的物が、仕様書等の要求を満たしたものかどうかを確認するため検査を実施します。その場合、必要に応じ、契約先に対し、立会および助勢を求めます。

7.代金の支払

代金は、原則、検査に合格し、物品の引取または工事目的物の引渡を行った翌月に一括で支払います。

ただし、製作または工期が長期にわたるなどの特別な事情がある場合には、分割払いなどの支払い方法をとる場合があります。

支払方法は見積依頼時に明示します。