配電設備

発電所でつくられた電気は,送電線や変電所を経由してお客さまに届けられます。そのうち最後の変電所(配電用変電所)からお客さまのご家庭やオフィス・工場等をつなぐ電線を配電線といいます。
配電線には,特別高圧線(2万2,000V),高圧線(6,600V)と低圧線(200Vまたは100V)があります。高圧線の電気は,柱上変圧器などで200Vまたは100Vに下げ,低圧線でご家庭やオフィスなどへ送られます。
また,電柱から分かれて,お客さまに電気をお届けしている線を引込線といいます。

一般的な配電柱のしくみ

1 高圧線
変電所から街中に電気を配る主要な電線(6,600V)
2 高圧カットアウト
変圧器の高圧側の電気を切る装置で,中にヒューズが入っている
3 柱上変圧器
標準的な容量は,5~100kVA
4 低圧線
低圧電灯と低圧電力を共用する場合は,三相4線式
(電灯)100V/200V
(電力)200V
5 引込線
低圧電灯、低圧電力の2種類

配電柱からお客さま宅まで

一般的な引込方法

配電柱から引込線接続箇所までが当社の設備です。
ただしメーターは当社の設備です。

1 4 当社の設備
2 分界点
3 お客さまの設備

その他の引込方法