「カーボベルデ国ハイブリッド発電システム導入プロジェクト」の受託について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

「カーボベルデ国ハイブリッド発電システム導入プロジェクト」の受託について

 当社と株式会社キューデン・インターナショナルの共同企業体(以下,「JV」)は,独立行政法人国際協力機構(JICA)から「カーボベルデ国ハイブリッド発電システム導入プロジェクト」(以下,「本プロジェクト」)を受託し,このたび,契約を締結しました。

 カーボベルデ共和国は西アフリカ沖合に位置する島しょ国であり,電力供給の大部分をディーゼル発電でまかなっています。
 同国政府は,風力発電を中心とする再生可能エネルギー(以下,「再エネ」)の導入率を2025年までに50%とすることを目標に掲げていますが,2018年時点で18.2%にとどまっています。

 本プロジェクトでは,今後2年間にわたりJVが保有する知見を活かし,ディーゼル発電の運用・維持管理基準,ディーゼル発電と再エネ発電を組み合わせたハイブリッド発電システムの最適な運用方法について,同国商工業エネルギー省および電力・水道公社職員に技術移転を行います。あわせて,再エネ導入促進策を検討することで,電力の安定供給や再エネ導入率の拡大に貢献し,同国のさらなる発展につなげてまいります。
 なお,当社は隠岐ハイブリッドプロジェクトをはじめ,これまで培ってきた経験・ノウハウ・技術力を活用し,ハイブリッド発電システムの最適な運用方法の提案等を行うこととしています。

 当社は,国内外において,エネルギー供給を通じた脱炭素社会の実現と地域の発展のため,カーボンニュートラルに向けた技術の開発に積極的に取り組み,持続的な社会の実現に挑戦してまいります。

 ※隠岐ハイブリッドプロジェクト  https://www.energia.co.jp/nw/safety/facility/okihybrid/project/

以上