業績予想および配当予想の修正について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

業績予想および配当予想の修正について

 2023年4月28日に未定として公表した2024年3月期通期の業績予想および2024年3月期の配当予想を、下記のとおり修正しましたのでお知らせします。

1.業績予想の修正
(1)2024年3月期通期連結業績予想数値の修正(2023年4月1日 ~ 2024年3月31日)

(金額の単位:百万円)

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に
帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
自己資本比率
前回発表予想(A)
今回修正予想(B) 2,041,000 92,000 80,000 59,000 163円80銭

12%程度

(15%程度)
増減額(B-A)
増減率
(ご参考)前期実績(2023年3月期) 1,694,602 68,892 106,780 155,378 43130

11.1%

(13.6%※)

※ 調達済のハイブリッド社債(2021年12月3日お知らせ済み)のうち500億円、トランジション・リンク・ハイブリッド・ローン(2022年9月29日お知らせ済み)のうち500億円を自己資本とした場合の自己資本比率

(2)2024年3月期通期個別業績予想数値の修正(2023年4月1日 ~ 2024年3月31日)

(金額の単位:百万円)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり
当期純利益
前回発表予想(A)
今回修正予想(B) 1,777,000 41,000 43,000 35,000 97円10銭
増減額(B-A)
増減率
(ご参考)前期実績(2023年3月期) 1,502,494 96,853 98,413 △ 153,523 △ 425円84銭

(3)修正の理由

 これまで規制料金が審査中であり、売上高を合理的に算定することが困難であることから、2024年3月期通期の業績予想をお示しすることができませんでしたが、規制料金が2023年5月19日に認可となり、売上高を合理的に算定することが可能となったため、お知らせします(認可については、同日付「規制料金値上げの認可および低圧部門の電気料金の見直しについて」にて、お知らせ済み)。

 売上高(営業収益)については、電気料金の見直しをさせていただくことなどから、増収を見込んでいます。

 利益については、電気料金見直しによる収支改善効果に加え、燃料価格の下落に伴う燃料費調整制度の期ずれ差損が縮小する見込みであることから、増益を見込んでいます。

(参考)2024年3月期通期連結業績予想(対前回予想)

2024年3月期通期 連結経常利益予想(対前期実績)

[前提となる主要諸元(通期)](中国電力個別)
今回発表予想 (ご参考)前期実績(2023年3月期)
総販売電力量(億kWh)

571

546.0
為替レート(インターバンク)(円/$) 139 135
原油CIF価格($/b) 95 102.7
原子力設備利用率(%)

注1:総販売電力量は中国電力の小売販売電力量と他社販売電力量の合計値です。
注2:総販売電力量には自社用電力にかかる小売販売電力量およびインバランス・調整電源にかかる他社販売電力量は含みません。

2.配当予想の修正
(1)修正の内容
年間配当金
第2四半期末 期末 合計
前回発表予想 未定 未定 未定
今回修正予想 5円00銭 5円00銭 10円00銭
当期実績
(ご参考)前期実績(2023年3月期) 0円00銭 0円00銭 0円00銭
(2)修正の理由

 2023年度の株主の皆さまに対する利益配分にあたっては、従来の安定配当を基本とする方針を改め、自己資本を積み増していくなかで、早期の復配を目指す方針としています。

 配当水準については未定としていましたが、足元の財務状況や燃料価格等のボラティリティの高まりによる業績の変動リスクを踏まえ、業績連動で配当を実施することとします。

 今後は、2030年度連結自己資本比率25%を目指して自己資本を積み増していくために、自己資本を毀損させないことを前提に、当年度の利益の範囲内で配当を実施することとし、配当の水準は、配当性向で決定します。

 まずは、至近の業績悪化以前に戻すこととし、連結自己資本比率15%に回復するまでは、財務基盤の回復・強化を最優先に行い、配当性向10%で配当を行います。

 連結自己資本比率15%を超えた以降については、配当性向を段階的に引き上げてまいります。

 以上を踏まえ、2023年度の配当予想は、未定から年間10円(中間5円、期末5円)に修正しました。

※本資料に記載されている業績の予想等将来に関する記述は,本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり,実際の業績等は,今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

以上