お客さま情報の不適切な取り扱いに関する 個人情報保護委員会への報告について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

お客さま情報の不適切な取り扱いに関する
個人情報保護委員会への報告について

 当社は、2023年1月以降に判明したお客さま情報の不適切な取扱いについて、個人情報保護委員会から行政指導を受け、現在、総点検を実施しています。(2023年6月29日お知らせ済み

 このたび、当社と中国電力ネットワーク株式会社(以下、「中国電力ネットワーク」)が共同で利用している当社のお客さまの個人情報において、共同利用の情報項目として定めていない情報が両社の共用システムで閲覧可能な状態となっていることを確認したことから、本日、個人情報保護委員会へ報告しましたのでお知らせします。

 

 両社の共用システムである営業システムは、お客さまからのお問い合わせ等に対応するため両社の社員(委託員を含む)が利用しています。

 営業システム内にある当社のお客さまの個人情報については、範囲や目的、情報項目を具体的に定義したうえで両社が共同で利用しており、共同利用の情報項目に定めていないものに対しては、マスキング等適切な措置を講じることとしています。しかし、当社のお客さまの口座情報については、共同利用の情報項目に含まれていなかったにもかかわらず、適切な措置を講じていなかったため、中国電力ネットワークの社員が営業システムを利用する際、当該情報が結果的に閲覧可能な状態になっていました。

 当該情報が掲載されている画面の閲覧履歴を調査した結果、2022年4月1日から2023年7月3日までの間、中国電力ネットワークによる約12.9万件の閲覧を確認しました。

 

 当該情報については、中国電力ネットワークから閲覧できないよう、順次システム改修を進めているところであり、対応完了までの間は、中国電力ネットワークは利用不可とします。また、一連のお客さま情報の不適切な取扱いに対する再発防止策として、2026年6月を目途に営業システムの共用状態を解消する計画としており、引き続き開発を進めてまいります。

 なお、営業システムは、外部からアクセスできない社内ネットワーク上でのみ使用可能なシステムであり、両社外への情報漏えいは確認されていません。

 

 厳正に管理すべきお客さま情報が閲覧可能な状態となっており、お客さまにご心配をおかけしていることについて、深くお詫び申し上げます。

以 上