「島根県を中心とした産業発展の歴史」の刊行について

報道資料

公益社団法人中国地方総合研究センター
中国電力株式会社

「島根県を中心とした産業発展の歴史」の刊行について

 公益社団法人中国地方総合研究センター(広島市中区,会長:熊野義夫)と中国電力株式会社エネルギア総合研究所(広島市中区,所長:平野正樹)は,本日,「島根県を中心とした産業発展の歴史」を以下のとおり刊行しましたのでお知らせします。
本書は,中国電力株式会社エネルギア総合研究所が,明治期以降を中心とした中国地域各県における産業発展の歴史について調査を行い,その成果を取りまとめたものです。
今回刊行する「島根県版」は,広島県版(平成22年12月15日刊行),岡山県版(平成24年3月29日刊行)に続く第三弾となります。
今後,山口県,鳥取県の調査成果を順次刊行する予定です。

1. 書名 「島根県を中心とした産業発展の歴史」
2. 編集 中国電力株式会社エネルギア総合研究所
3. 発行 公益社団法人中国地方総合研究センター
4. 内容 時代区分を明治時代~大正時代,大正末期~昭和初期,昭和時代(戦後復興~高度成長期),昭和後期・平成時代(低成長時代)の4区分として,製造業のほか金融,情報・通信,運輸・エネルギー等の多様な産業を対象に,島根県を中心とした産業発展の歴史を詳述。
(各時代の主な項目)
○明治時代~大正時代
繊維産業の近代化(綿業の盛衰,養蚕業の発展,製糸業の近代化 等)
製鉄業の近代化(製鉄業の興隆,能義郡のたたら製鉄と安来製鋼所 等)
○大正末期~昭和初期
繊維産業の隆盛(大和紡績,郡是製糸,鐘淵紡績,片倉製糸 等)
戦時下の産業発展(戦時経済と産業構造変化,戦時下での工場立地 等)
○昭和時代(戦後復興~高度成長期)
朝鮮戦争と産業への影響(朝鮮戦争期の県内産業 等)
高度経済成長期の産業発展(村田製作所の進出,松下電器産業の進出 等)
○昭和後期・平成時代(低成長時代)
 低成長時代(エレクトロニクス・情報通信産業の発達 等)
5. その他
・販売:希望者には1,800円(税込み,送料・手数料別)にて頒布
*ご購入等のお問合わせは,(公社)中国地方総合研究センター(TEL:082-245-7900,メール:crrc@crrc.or.jp)までお願いします。

以上

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