タイ王国での省エネモデル事業に係る工事竣工式の開催について
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中国電力株式会社
タイ王国での省エネモデル事業に係る工事竣工式の開催について
当社は,独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の受託事業として,タイ王国国内のホテルへ,空調や給湯などの高効率機器等とエネルギー管理・運用の最適化を行うビル・エネルギー・マネージメント・システム※を組み合わせて導入し,民生ビルにおける日本の省エネ技術の有効性を検証することとしています。(平成23年7月19日お知らせ済)
このたび,当該ホテル「アマリ・ウォーターゲート・バンコク」(所在地:バンコク市)において機器やシステムの設置が完了したことから,1月16日に同ホテルで竣工式を開催することとしましたのでお知らせします。
当事業は,タイ王国エネルギー省代替エネルギー開発・省エネルギー局(DEDE),ならびに当該ホテルを所有するアマリ・ホテルズ&リゾーツ社と共同で進めているものであり,竣工式には,タイ王国エネルギー省大臣が出席される予定です。
今後,当社としては,実運用しながらデータ収集・分析等を行い,当事業の有効性を検証し,本年夏ごろまでに報告書として取りまとめる予定です。
あわせて,バンコク市内において,省エネ関連展示会への出展や省エネセミナーの開催を予定しており,引き続きタイ王国国内での日本の省エネ技術の普及に取り組んでまいります。
なお,当事業においては,日本国内で省エネ事業の実績のある当社グループ企業(株式会社中電工,株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス)も再委託先として参加しており,今後も中国電力グループ一体となって,国内外の環境負荷低減に貢献できるよう努めてまいります。
※ | ビルの空調や給湯設備等のエネルギー利用状況を監視・計測し,そのデータをもとに各設備を一括して集中制御することで,ビル全体の最適運用を行い,エネルギー消費量の削減を図るシステム。計測・計量装置,制御装置,監視装置,データ保存・分析・診断装置などの機器で構成される。 |
以上
添付資料
- 実証事業の概要 [PDF:183.0 KB]