再生可能エネルギーの接続可能量の確定について
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中国電力株式会社
再生可能エネルギーの接続可能量の確定について
当社は,国の新エネルギー小委員会系統ワーキンググループに,当社における再生可能エネルギーの接続可能量の試算結果を報告しました。(平成26年12月16日お知らせ済み)
同ワーキンググループで検証が行われ,本日の新エネルギー小委員会において,現行制度における接続可能量が報告のとおり確定しましたので,お知らせします。
なお,当社における太陽光発電の接続申込済・接続済の合計容量は,現行制度における接続可能量558万kWに達していないことから,引き続き接続契約の受付を継続してまいります。
また,本日,経済産業省資源エネルギー庁から,出力制御の対象拡大や30日ルールの時間制への移行などの拡大方策が示されたことから,これを踏まえ,接続可能量の拡大に向けた検討を行ってまいります。
<確定した太陽光発電の接続可能量>
【ベースケース(現行制度)】
現行制度 | 接続可能量(万kW) | 出力抑制の前提条件 | |
---|---|---|---|
500kW以上 | 500kW未満 | ||
558 | 30日 | なし |
(参考:オプションケースの太陽光発電の接続可能量)
【制度変更等によるオプションケース】 ・・・網掛け(黄色)部分が現行制度からの変更箇所
拡大方策 | 接続可能量(万kW) (ベースケースとの差) | 出力抑制の前提条件 ※1 | ||
---|---|---|---|---|
500kW以上 | 500kW未満 | |||
出 力 抑 制 |
500kW未満も対象 | 576 (+18) | 30日 | 30日 |
日単位から時間単位に変更 | 622 (+64) | 太陽光360時間 (30日×12h) 風力720時間 (30日×24h) |
なし | |
対象日数を60日に変更 | 582 (+24) | 60日 | なし | |
蓄電池活用 ※2 | 829 (+271) | 抑制なし | ||
連系線活用 ※3 | 579 (+21) | 30日 | なし |
※1・・・本年12月末時点で接続未承諾の設備が対象。ただし,あくまで試算にあたっての前提条件であり,来年1月から実際に適用するというものではない。
※2・・・事業者側に太陽光1kWあたり5kWhを設置した場合。蓄電池総容量は2,135万kWh。
※3・・・連系線により,他地域へ一定量(20万kW)を送電した場合。
以上
添付資料
- 【参考資料】再生可能エネルギーの申し込み状況 [PDF:49.6 KB]