(解説)「報告する文化」,「常に問いかける姿勢」とは

(解説)「報告する文化」,「常に問いかける姿勢」とは

 原子力安全・保安院および原子力安全基盤機構が,事業者の安全文化・組織風土の劣化防止に係る取り組みを評価するガイドラインを定めており,その中に,14項目の評価の視点を「安全文化の要素」として設定しています。「報告する文化」,「常に問いかける姿勢」は,14項目の安全文化の要素の項目です。


○「報告する文化」
個人的なエラーやヒヤリハット事例,組織にとって望ましくないと思われる情報等を懸念なく報告できる雰囲気が職場に醸成されている。また,上級管理者が率先してその模範的な役割を果たしている。

○「常に問いかける姿勢」
安全に関わる自らの行動や機器の状況,更に組織のあり方などについて常に問いかける姿勢(これでいいのか,今のままで良いのか,と疑問をもつ姿勢)が組織構成員に定着化している。

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