三隅発電所の大きさはインパクト大!!

発電所構内の入り口近くにある「三隅発電所ふれあいホール」。目の前には開放感いっぱいの海と芝生広場が広がり、振り返ると、ドーンと構える発電所の建物や設備が並んでいます。
その圧倒されるほどのインパクトに、ワクワク感も最高潮!! さぁ中へ入ってみましょう!!

「石見神楽」の大蛇が天井からお出迎え!

エントランスホールに入ると、木や和紙を基調とした温かみのあるお洒落な空間が! 実は、装飾や展示パネルに使っているのは、島根県産の間伐材や石州和紙なんです。天井を見上げると、この地域に伝わる「石見神楽」でおなじみの大蛇が出迎えてくれています。今にも下りてきそうな迫力で、かっこいいですよ。
ホールでは、三隅町の歴史や文化、自然についての展示を通して、三隅町がどんな地域なのか、どんな魅力があるのかを知ることができます。

最新テクノロジーによる体験型コンテンツも充実

3面の大型スクリーンを設置したシアタールームもぜひ立ち寄ってみてください! 大迫力のスクリーン映像と音響に包まれながら、三隅発電所を上空から見下ろしてみたり、実際には入ることができないボイラーの内部をのぞいたりと、あらゆる視点を体験することができます。没入感に圧倒されますよ。

ゲーム感覚で遊びながら学べる映像装置もたくさん! アニメーションやタッチパネルを活用した体験型コンテンツでは、火力・原子力・太陽光などさまざまな発電方法を自分で組み合わせて、電気の安定供給にチャレンジできるコーナーもあります。
気付けば「エネルギーミックス」のことや、火力発電所の設備や技術について詳しくなっていたりして。クイズに挑戦したら、いいことがあるかも!?

ひろ〜い芝生広場でピクニックはいかが？

「ふれあいホール」の施設内をたっぷりと楽しんだ後は、緑の芝生のうえで三隅町の澄んだ空気と潮風を感じてみてはいかがでしょう？ 芝生広場は自由に利用することができるので、シートを広げてピクニック気分でお弁当を食べたり、追いかけっこをしたり、思い思いの時間を過ごすことができます。今後、すべり台やロープウェイなどの遊具を備えた公園も整備予定なので、さらに遊びの幅が広がりそうですね。

周辺の人気スポットを紹介!

楓ジェラート

島根県益田市の「メイプル牧場」の新鮮なミルクで作ったジェラートは、なめらかですっきりとした口溶けが大人気。
主に県産素材を使ったフレーバーが常時10種類以上並び、1番人気の「牧場ミルク」、紅ほっぺたっぷりの「サクサクいちご」などの定番のほか、春は「桜もち」、夏は「メロンソルベ」、秋は「パンプキン」などの限定も多く、思わず迷ってしまうバリエーションです。

三隅公園

1937年に建立された三隅神社に隣接する三隅公園は、約4.5ヘクタールの敷地内に、平戸ツツジや久留米ツツジなど約5万本が植えられています。
毎年、見ごろの時季になると、山の斜面を埋めつくすほどに鮮やかに咲き誇り、中国地方屈指のツツジの名所として知られています。
※2023年の「三隅つつじ祭り」は、5月3日（水）～5日（金）に開催予定。

道の駅 ゆうひパーク三隅

国道9号沿いの高台にあり、日本海と夕日を眺められる道の駅。海をバックにJR山陰本線を見下ろせる絶好のロケーションなので、鉄道ファンからも評判の撮影スポットです。
2021年にリニューアルし、新鮮な魚介を使った定食や丼が味わえる食堂、テイクアウト専門店がオープン。地元の特産品やお土産ものも充実しているので、ドライブ途中の休憩にぴったりです。

今回訪問した”三隅発電所”ってどんなところ？

環境にやさしい最新鋭の火力発電所

1998年の運転開始以来、20年以上にわたり電力の安定供給を支えてきた三隅発電所。2号機が2022年11月に運転開始し、中国地域で使われる電気の約3割をここで作ることができるようになりました。
三隅発電所は、より効率的に発電できる最先端技術を多数導入し、火力発電における世界最高水準の環境性能を誇ります。また、石炭に加えて、環境にやさしい木質チップなどのバイオマス燃料を使用することで二酸化炭素排出量の削減にも取り組んでいます。