Energia 中国電力

はじめに

はじめに

 中国地方における電力需要は,経済の安定成長やエネルギーの電力シフト等により,将来にわたり着実な増加が見込まれますので,これに対応した電力供給設備の形成は今後とも必要です。

 一方,今日の世界のエネルギー情勢を見ますと,発展途上国を中心とした人口の急激な増加,生活水準の向上等により,今後のエネルギー消費は大幅に伸びるものと予想され,これを石油や石炭などの化石燃料のみで賄うとすれば,化石燃料の枯渇,地球温暖化などが懸念されます。

 このような情勢のもとで,エネルギー資源に乏しく輸入依存度が8割を越える我が国において,長期にわたる電力の安定供給を図るためには,原子力,石炭,その他によるバランスのとれた電源構成を構築することが肝要であり,とりわけ原子力発電比率の低い当社にとって,供給安定性,経済性,環境保全の面で優れた原子力発電の新規開発が必要不可欠です。

 当社は,地元のみなさまのご理解とご協力のもとに昭和49年3月に島根原子力発電所1号機,平成元年2月に同2号機の運転を開始し,以来今日まで順調な運転を続けてまいりました。

 これらの実績を踏まえまして,平成20年代初頭の重要な電源として,島根原子力発電所3号機の増設を計画しています。

 島根原子力発電所の増設・運転に当たりましては,安全の確保を最優先に地域との共存共栄を図りながら,信頼される発電所づくりに最善を尽くす所存です。