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上関原子力発電所の特徴

上関原子力発電所の特徴

上関原子力発電所では,安全性・信頼性に優れた改良型沸騰水型原子炉(ABWR)を採用します。
また,自然環境との調和を図るため,海面の埋立てや土地の開発を必要最小限にします。温排水の拡散範囲を小さくするため,冷却水は北側の取水口から深層取水し,南側に設ける放水口から水中放水します。

(左から)

カクメイ科の貝類が生息しているタイドプール(潮だまり)周辺の予想図

取水口完成予想図

ビャクシンが自生する小島周辺の予想図

放水口完成予想図

海上から見た上関原子力発電所(完成予想図)

改良沸騰水型原子炉(ABWR)

ABWRは,安全性・信頼性のより一層の向上などを図るため,これまでに培ってきた従来型の沸騰水型原子力発電所の建設や運転・保守の経験を踏まえ,国,製造会社,電力会社で開発実証された技術を集大成したものです。
国内では東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所6,7号機,中部電力(株)浜岡原子力発電所5号機,北陸電力(株)志賀原子力発電所2号機に採用され営業運転されています。また,当社島根原子力発電所3号機,電源開発(株)大間原子力発電所でも採用され現在建設が進められています。

原子炉建物
主な特徴
原子炉再循環ポンプを原子炉圧力容器に内蔵

原子炉内の水を循環させる大口径の配管をなくすことにより,安全性がさらに向上します。

制御棒駆動機構の駆動源を水圧と電動に多重化

通常時の制御棒の駆動は電動で行います。
緊急停止時の駆動(スクラム)は水圧で行い,電動機がこれを補助することで,信頼性・安全性が一層向上します。

鉄筋コンクリート製原子炉格納容器を採用

原子炉建物と一体構造となる鉄筋コンクリート製原子炉格納容器を採用することにより,全体の重心が低くなる等,耐震性がさらに向上します。