Energia 中国電力

不適合情報

島根原子力発電所における不適合情報

不適合の発生状況

不適合の処置状況

解説

「不適合」とは

 要求事項を満たしていない状態を「不適合」と言います。
 設備や機器において,本来あるべき状態とは異なる状態になった場合や,定められた手順で本来行うべき行為が行われなかった場合など,広い範囲の不具合が対象となります。
 例えば,通常の点検で見つかる計器等の故障等から法律等で報告が義務付けられているトラブルなど,設備・機器の不具合だけではなく,業務手順書からの逸脱等,発電所設備に直接関係ない,業務処理についても不適合対象です。

 「不適合」は,必要な処置を行い,本来のあるべき状態に戻します。(参考:不適合管理の流れ)

 当発電所における不適合については,発生(発見)した事象を「不適合判定検討会」において審議を行い,その結果「不適合」と判定された事象を本ホームページで公表しています。

ページの先頭へ

「不適合管理」とは

 不適合事象が放置されることを防ぐため,正常な状態と区分(識別)して管理することを「不適合管理」と言います。例えば,不具合のある機器の使用を中止したり,操作により不具合を収束させる等の処置を行います。
「不適合管理」を適切に行うことで安全性が向上し,また,その後の改善にもつながることとなります。

ページの先頭へ

「不適合判定検討会」とは

 当発電所内で発生(発見)した不具合事象が不適合なのかを判定するとともに,「不適合」について,管理グレードの決定や,処置・方法の検討をする会議体です。

  • 開催頻度 :原則毎日(休日を除く)
  • 構成員 :副所長,各部長,関係課長

ページの先頭へ

不適合管理の流れ

ページの先頭へ

「不適合管理グレード」

 原子力安全の重要度に応じた品質保証活動を実施するため,不適合事象の重要度に応じてグレード分けを行い,管理の程度を定めています。

平成25年6月3日改正

↑高(重要度)低↓ グレード 不適合事象 具体的な不適合事象(例) 処置
A 原子炉施設の設備・機器における不具合事象および人的不適合事象のうち,原子力安全に対する影響が大きい事象
  • 原子力安全に影響を及ぼす法令違反(原子炉等規制法,電気事業法に係る法令等)
  • 保安規定違反(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・監視)
  • 保安規定第120条に基づく国への報告事象
  • 保安規定に定める保安管理業務の未達
  • クラス1,2※1 に該当する系統機能の喪失
  • 定期事業者検査クラスⅠ,Ⅱ,使用前検査,溶接事業者検査
    • 検査における判定基準からの逸脱
    • 点検計画表で計画した定期事業者検査の実施時期の超過
不適合事象に対する処置の実施に加えて,原因分析,再発防止対策を実施する。
B 原子炉施設の設備・機器における不具合事象および人的不適合事象のうち,原子力安全に対する影響が比較的大きい事象
  • 原子力安全に与える影響が軽微な法令違反
  • グレードAに該当しない業務の逸脱(保安活動へ影響を及ぼす事象)
  • クラス1,2※1機器の故障
  • クラス3※1 に該当する系統機能の喪失
  • 電源機能等喪失時対応資機材の系統機能の喪失
  • 定期事業者検査クラスⅢ
    • 検査における判定基準からの逸脱
    • 点検計画表で計画した定期事業者検査の実施時期の超過
C 原子炉施設の設備・機器における不具合事象および人的不適合事象のうち,原子力安全に対する影響が軽微な事象
  • 原子力安全に影響を及ぼさない法令違反
  • グレードAに該当しない業務の逸脱(保安活動に与える影響が軽微な事象)
  • クラス1,2,3※1機器の劣化
  • クラス3※1機器の故障
  • 電源機能等喪失時対応資機材の故障または劣化
  • ノンクラス※1機器に該当する系統機能の喪失,故障または劣化
  • 事後保全※2機器に該当する系統機能の喪失,故障または劣化
  • 社内規程通達類のうち,QMSの運用に必要と決定した文書からの逸脱
不適合事象に対する処置を実施する。

※1 クラス1 : 合理的に達成し得る最高度の信頼性を確保する必要があるもの

  クラス2 : 高度の信頼性を確保する必要があるもの

  クラス3 : 一般の産業施設と同等以上の信頼性を確保する必要があるもの

  ノンクラス : 安全に関連しないもの

※2 事後保全 : 機器の機能喪失後に修復させる保全方式

参考

ページの先頭へ